今私たちが大切にすべきものは“無形のもの”

今、英語ラーニングの新しいコミュニティを作るために連日ブレストを重ねていますが、
ブレストは当然ながら
全 編 英 語

日本語で聞いても難しい話しをしているのに、それをさらに英語で聞いているので・・・知恵熱が出そうですが理解するという姿勢は決して崩さず、今日もここにアウトプットをします。

私たちが今作ろうとしているのは、これからの将来に必要な「新しい学び」を英語で行おうというもの。
(超優秀な原案をみなさんにどうやったらわかりやすく伝わるか、このところずっと模索しています。)

私たちは日々、有形(形のあるもの)の方を大事にしがちです。
例えば、食べるものとか、お金とか、目の前の仕事とか。

でも本当に大切なものは、実は無形のものです。
それは、考える力だったり、コミュニケーションの取り方だったり、マインド的な部分です。

言葉も無形です。
英語も日本語も、言葉は違いますがコミュニケーションのツールです。
だからこそ、言語の違いはともかく、言葉で自分の考えることや、伝わる文章を考えることってめちゃくちゃ大事です。

これだけモノが溢れている今、有形のものに執着している時代は終わりを迎えるのかもしれません。
これから私たちは、言葉の力や、考える力に対して自分の身を置くべきなのだと強く痛感しています。

無形のものが大事ー
というのは、1943年にアメリカで出版された世界中で超ロングセラーの「星の王子様」でも書かれています。

それでは、大事な秘密を教えてあげよう。
とても簡単なことさ。
それはね、ものごとはハートで見なくちゃいけない、っていうことなんだ。

大切なことは、目に見えないからね

引用:『星の王子さま』

今初めて私たちが気づいたことではないんですよね。

「大人たちは数字を見れば安心するからです」

もしあなたが大人たちに対して、
「バラ色のレンガでできた、とても美しい家を見ました。窓にはゼラニウムの花が飾ってあり、屋根には鳩がとまっていました。」
と言っても、大人たちはそれがどんな家なのかまったく見当もつきません。

その代わりに、あなたがこう言ったとしましょう。
「1億2千万円の家を見ましたよ。」

すると彼らはこう言うでしょう。

「それはさぞかし素晴らしい家だったでしょう!」

引用:『星の王子さま』

知識のみ得て頭でっかちになって、数字(有形)だけでしか物事を判断できなくなって、自分の言葉で伝えたいことを伝えられない、自分のやりたいことを語れない、熱中していることを語れない、わからない、興味ない、どうでもいい、の精神だとこれから非常まずい。

そんな「まずい」状態が少しでも良くなるためのベースを作ります。

最近、海外の起業では面接を受ける際に、先に履歴書を見ず、面接を終えた後(その人の人柄や考え方、思いなど)を聞いた後で履歴書をチェックするという会社もあると聞いたし、これからますます「個人」としての考え方や生き方が大切になってくる時代になりそうです。

もちろん、有形のものは大事。
でもそれだけに執着せずに、無形のものも大事にする。

「数字は嘘つかない」と言われながら仕事をしてきたこれまでの人生でしたが、数字も大事にしつつ、他の大事なところにも目を向けていきたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

あ、「星の王子様」をまだお読みでない方はぜひご一読ください。
タイトルからして子供向きの絵本のようですが、これは大人のための本でございます。

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