メルカリでも「売れるコツ」はやっぱりアレかな?と思った話

現在、我が家は絶賛断捨離中で今日なんぞクローゼットの中身を丸ごと、タンス2個、椅子、机その他もろもろを一式どっさり処分しました(これまでありがとうございましたm(_ _)m)。

加えて私がもう見ないデザイン素材集や資料も処分しようと紐でくくっていると、夫が「メルカリで売らないの?」と声をかけてきました。
こんな資料、欲しい人なんて誰がいんねん??と思っていましたが、私が想像している以上に、しかも短時間で売れていくメルカリには改めて「すごい・・・」の一言を申し上げたい気持ちです。

普段、仕事の時にはラジオを聴いているのですが、このラジオにもメルカリのCMがたっぷり流れており、「衣替えはやめて、夏物をメルカリで売ってそのお金で冬物を買いに行こう!」なんてワードが飛び交い、ラジオ番組の途中にも「メルカリで出品して何分で売れるか計ってみよう!」なんてメルカリ提供のコーナーも登場しています。

ところで先日、
メルカリの「疑問・質問みんなで解決!」コーナーをぼんやりチェックしていると、
「参考書が売れないのですがどうすればいいでしょう(泣)?どなたか売れるコツを教えてください!」なんて質問を見かけました。

これに対して一番多いアドバイスが、
「値段を下げろ」だったのですが、
果たして値段を下げて売れるものなんかの?
とちょっと考えてしまいました。

値段を下げればもちろん売れるかもしれません。
ですが、そうとも限りませんし、
魅力を感じないものには、例え安くても買う気にはなりません。

どんぴしゃの全く同じ参考書を探している方に見つけてもらったらまだしも、そうでない方に「欲しい!」と思ってもらうためには、出品内容の文章に工夫をつける必要があるのではなかろうかと思います。

例えば
「●●参考書、定価2,000円、半額の1,000円でお譲りします。よろしくお願いします」
とだけしか書かれていないものと、

「私が●●の勉強をしていた時に、最後に辿り着いた参考書がこの●●参考書でした。この参考書は●●の勉強をする上では必読の一冊です。
私は●●に関して20冊の参考書を購入しましたが、この●●参考書はその中でもベスト3冊に入る本だと思っています。これから●●の勉強をされる方でしたらお読みいただいて絶対に損はない1冊です。少し使い込んでいるので半額の1,000円で譲ります ・・・」
と書かれているものと
どちらに魅力を感じますか?

どんぴしゃりの同じ本を探している人に見つけてもらえれば、最初の文章で十分だと思いますが、そうでない大多数の人に興味を持ってもらうには、値段の設定プラス上記のような文章をつけることも、ポイントの一つです。

よく「文章なんて誰も読まないよ」と言われます。
確かにその通りです。
でも、人が興味を持って読んでくれる文章は確実に存在します。それを知っている・知らないの差はとても大きいと言っても過言ではありません。

メルカリで売れないのは、値段の設定も大きいかもしれませんが、値段と一緒に文章も見直してみるとより売れるための改善に繋がるのではなかろうかと思った次第です。

どんなものにも、
そのモノのストーリーがそこに存在しているはずですよ^_^

ちなみに、
メルカリで一番多く取引されているブランドのNO1は、ユニクロ(2位はナイキ、3位はアディダス)。ユニクロの安定的な品質は、例え中古品になったとしても、その価値を知っている人にとって売買する価値があるものになっています。

従来の「いいものを長く使う」にプラスされて、「いいものを長く使って、飽きたらフリマアプリで売ればいい」という新しい消費者ニーズが今登場しているんですね。

フリマアプリで売る時も
「良いものだから売れるわけじゃない」をちょっとだけ思い出すと、より瞬時により高額で売ることができるかもしれません。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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