お手本となる人を常に身近な存在に置いておくことの大切さ

日本シリーズのチケットの抽選に申し込んだら当選してしまいまして、今日は東京ドームで開催された日本シリーズ第4戦・巨人VSソフトバンクの試合を観に行ってきました。

仕事が山積みになっており、加えて今日は稀に見る体調不良だったので3回裏からの途中観戦でしたが、こうしてリアルな場で何かを体験できるのはありがたい機会です。

私は超熱烈な巨人ファンでもソフトバンクファンでもありませんが、子ども時代から野球中継がある家で育ったのと、最近では同じように野球観戦が好きな夫のおかげで、年に数回一緒に観戦に行っています。(ちなみに夫は南海時代のホークスファン、両親はダイエー時代のホークスファン)

ところで、近年のソフトバンクホークスは本当に強い……。
シーズン前半は主力選手が怪我で苦しんだにも関わらず、今年もリーグ優勝を飾った西武ライオンズに勝利し、日本シリーズ参戦を決めるクライマックスシリーズで2年連続下克上、

そして今日本シリーズも、4勝0敗にて優勝。
しかも3年連続です。

\\\\ばんざーい////


(今日は球団社長の孫正義さんも胴上げされていましたよ…。孫さんは偉大なり。)

このソフトバンクホークスの強さの理由、
色々ありますが、様々なメディアでも報道されている通り、間違いなく同球団が導入している「育成選手枠」や「3軍」に所属する選手に対して情熱を抱いて、そしてお金をかけて指導しているという点に他なりません。

プロ野球のチームには、日常行われているペナントレースにレギュラーで活躍する第一線の1軍、それから2軍、さらに巨人と広島、ソフトバンクだけに導入されている3軍、

さらにさらにソフトバンクには、この3軍の下に「育成枠」という練習生扱いのランクがあり、選手を合計4つのカテゴリーに分けています。

この一番下の育成枠からめきめき成長し今や1軍には欠かせない選手が、ソフトバンクには大勢います。

先発ピッチャーの千賀選手や、キャッチャーの甲斐選手、盗塁の得意な周東選手、連日スポーツニュースでもその名を轟かせていますが、みんな育成枠から這い上がってきた選手です。

今更このブログで解説するまでもありませんが、ソフトバンクはこの育成枠に所属している選手にもトレーニングや練習試合を行う機会を数多く設けて、設備にも遠征にも、人件費にも莫大な費用をかけているのは有名な話です。

またソフトバンクの現監督、工藤監督は試合の合間にもこの育成枠や3軍の練習風景や選手の様子を観に、度々九州のど田舎まで足を運び、自ら選手達の様子を見ているそう。

お金だけをかけるのではなく、地道に育成に励む幹部の人達の気持ちは選手に伝わるのではないかな…と思っています。

「人は人でしか磨かれない」とよく言いますが、ソフトバンクホークスの育成枠から1軍に上がってくる選手達も、育成時代に何かを感じ取っているのかもしれません。
現に、育成枠から1軍の先発ピッチャーにまで成長した千賀選手は「成長できたのは、常に上の人を見ることができたから」と答えています。

これはソフトバンクホークスに限った話ではありません。
自分を成長させるためにはお手本となる人、こうなりたいと思う人を常に見れる環境にいることは本当に大切です。
またこのように学びの場を設ける経営者、指導者の姿勢も本当になくてはならないと思います。

会社の中にいなかったら、外の世界でそういう人を探して学んでいく。
クリエイターはもちろん、起業している人には必要なマインドなのではないかと感じています。
本当に「人は人でしか磨かれない」のです。

そんなわけでソフトバンクホークスの強さはまだまだ続きそう……。
来年は止める誰かが現れてほしいな、とちょっぴり思ってます。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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