絵が描けなくてもデザイナーになれます。

初めましての方に「グラフィックデザイナーやってます」と申し上げると、「へえー。じゃあイラストも描けるんですね♪♪」とごく稀に言われたりますが、

すみません、
イラストは
全く描けません。

美大にも通っていませんし、
デザインの専門学校には通いましたが、絵の勉強はしていません。

先日もとある仕事の依頼で、
「かわいい馬が野球帽をかぶっていて、バットを持っているイラストを描いてください」とサラッとメールでリクエストをいただきましたが、私個人の能力のみで100%描くととんでもないことになります。

こんなイラストしか描けない私でも、この仕事で15年、今ではフリーランスで生活しているので、デザイナーはイラスト描けなくてもできる仕事です、と断言できます。

ですが、
イラストを描けるデザイナー、もっと言うと美術の授業でデッサンが上手でデッサンの授業が好きだったデザイナーは絶対にデザイナーとしては圧倒的に有利です。

なぜなら、デッサンが上手ということは模写をする感覚が優れているので、デザインの構図や色などを他の広告や作品から学び、それを自分の懐に落として表現するのが早くてしかも正確で美しくできるからです。

デッサンが上手ということは、真似る力が優れているということ。
「真似るは学ぶ」に繋がりますから、いいものをどんどん吸収していってそれを真似て、やがて自分独自の表現に変えていく能力が圧倒的に優れているんですね。

ちなみにイラストは描けませんが、イラストは見るのは大好きです。
友人の中にはめちゃくちゃイラストが上手な方が何人もおりますが、その方達がSNSに投稿しているイラストにはいいねを100個押したい気持ちになりますし、彼らにはこの素敵なイラストをぜひ副業にしてほしいと本気で願っています。

写真も上手に撮ることができませんが、写真を見るのも大好きです。
一流のカメラマンの方が撮影した写真ももちろん見ますが、多くの広告に埋もれてしまいそうな商業写真も興味の対象です。先日も自宅のポストに届いた通販カタログの写真を夜中に一人でまじまじと見ておりました。商品にはさほど興味はありませんが、「こんな風に撮影してんねんな〜」と思うだけで満足です。

このように、
自分にはその技術がなくても興味を持ってそのクリエイティブに日常的に触れていることが、実は仕事にめちゃくちゃ役に立っていますし、この行動こそが絵を上手に描く技術と同じくらい大切です。

絵が描けなくても、写真が上手に撮れなくても、良いものを知っておくとダメなものを見た時「あれ、これちょっとダメじゃない?なんか変やろ」と感じる「違和感の感覚」が優れるので、代替え案を出すスピードや、早い段階での差し替えが可能になったりします。

加えて昨年から毎日このブログを書くとこも、最低限伝わるような内容を意識して書くようにするので、決して優れた文章ではありませんが、「考えをまとめる」トレーニングとしては最適な気がしています。

学生の頃に国語や現代文の成績が悪い人でもライターとして活躍している人が数多くいます。
でもライターで食べていくのであれば、ツイッターのような140文字制限でも何かを書くべきだと思いますし、たとえネットで公開しなくても何かを執筆する習慣を持つこと、もし執筆する習慣がないとしても「文章」を読むのが嫌いなのはちょっと致命的なのではないかと感じています。

デザインでもライティングでも、型に沿って学んでいけば、ある程度形になる成果物を作れるようになります。だけど、その先に行くためには、その関連しているものに日常的に触れておくことが何よりも大事です。

絵が描けなくてもデザイナーになれますし、国語が赤点でもライターになれます。お金を払って学校やセミナーに出席すれば型をちゃんと教えてくれます。
でももしそれを仕事にしたいと思うのであれば、技術はなくても興味を抱くことは非常に大切です。

「儲かるから」「家で仕事できるから」という理由で起業しても構わないと思いますが、その仕事に少なからず興味を持って、仕事・プライベート関係なく日常的に情報をインプットする、アウトプットすることは、起業して食べていくためには本当に必要な行動です。

だってあれですよ。
全く人の健康に興味を持たない整体院の先生にマッサージしてもらうのと、健康に興味のある先生にマッサージしてもらのとどちらがいいですか?という話です。

最近、すっかり籠城生活になってしまっているのですが・・・「興味がある気持ち」は仕事よりも大事にしていきたいなといつも思っています。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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