クリエイティブの最大の面白さは「好きなことを成功させるためには?」を真剣に考えることだと思った話

私の友人が有志で集まって行なっている活動が、この度クラウドファンディングにチャレンジするとのことで、今日はそのミーティングにちょいとばかしお邪魔して、少ない知恵を絞りながら話合いに参加してまいりました。

その活動とは「柏でよりみちアディショルタイムズ」
サッカーのJリーグ・柏レイソルのホームグラウンド・日立台で試合がある際、自分たちで手作りしたフリーペーパーを、対戦チームを応援に来るため柏駅を訪れるサポーターや観客の方へ、試合が始まる数時間前から配布するという活動です。

フリーペーパーには、日立台への行き方はもちろん、レイソル側と対戦チーム側のスタメン予想、試合観戦前後にぜひお立ち寄りいただきたい柏のオススメ飲食店、有志の友人がアウェイ観戦に訪れた街のグルメレポ、さらには終電を含む帰りの交通情報などを掲載、毎回、内容てんこ盛り。

SNSが主流のこのご時世ですが(SNSでは配布の告知などのみを発信)、敢えて印刷されたフリーペーパーを柏駅周辺で対戦チームのユニフォームを着用している人を中心に手渡しで1枚づつ丁寧に配布。日立台への行き方がわからない人には案内も行なっています。


2016年から始まったこの活動。おかげで、時には新聞やテレビの取材も受けたり、このフリーペーパーの受け取りを楽しみにしてくださるJリーグサポーターの方も増えてきました。

Jリーグの試合はプロ野球とは違い、自分の応援しているチームが対戦相手のスタジアムでゲームを行うのは年にたった1回。
その年にたった1回訪れる街を知ってもらってゲーム以外でも楽しんでもらいたい、好きになってまた訪れたくなるような街になってもらいたいという願いから始まった活動です。

本来はこのような活動をチームの運営側がするのがベスト、なのですが運営側はチームを抱え戦わせるだけでどうやら満足の様子。「試合を観に来たい人だけどうぞ。」の態度のよう。
この運営に長年疑問を持ち続けていた友人たちがある日集結したことがきっかけで「俺たちで勝手にやろう!俺たちで柏の街を盛り上げる何かをやろう!」と始まったこの「柏でよりみちアディショナルタイムズ」。

皆、個人の仕事や生活を抱えている中、2016年から今日まで日立台で行われる試合で、どんな日も一試合も欠かさずにフリーペーパーを作り配布し続けてきました。
スタメン予想やアウェイ遠征時のグルメレポなど、毎回友人・知人に協力してもらい、しっかりとした読み応えのある記事を作り、試合開始の数時間前に集合して配布、またシーズン終了後には、活動報告に加えてアウェイサポーターも交えた交流会を兼ねた「サミット」も開催しています。

友人たちに共通することは、
・Jリーグが大好き
・自分の住んでいる街が大好き
・食べる(飲む)ことが好き
ということだけ。

なので「柏でよりみちアディショナルタイムズ」に関わっている友人には、柏レイソルサポーターはもちろんですが、ガンバ大阪やアルビレックス新潟など、様々なチームのサポーターの方が協力し、チームの垣根を超えて活動を行なっています。

みんな「プロジェクトのプロ」ではないので、紙面づくりも資金繰りも配布活動も手探り状態で始めた活動ですが、「好きなことを、とりあえず儲けうんぬん一旦置いておいて、とりあえずやる」と決め、各自仕事やプライベートがある中4年間活動を続けている友人たち。本当に尊敬しています。

私はJリーグにもサッカーにもあまり詳しくないのですが、このように地道にコツコツ活動している彼らからはいつもパワーをもらいます。(いつ会っても超ハッピーだしね)

これまで紙面印刷費や、配布のために必要な道路使用申請許可に必要な費用は、助成金を申請しそれを資金に充てていましたが、このJリーグシーズンオフ中にクラウドファンディングを実施することをこの度決意。近々実施されます。

返礼品として予定されている総集編カタログのデザインは、私が担当します^_^
手にとってくれた人が、応援したくなるような内容に、興味を持ってもらえる内容にしたいと思っています。

お金儲けは大事。絶対大事。
だけど、好きなことをやった先に得られるものは、お金では変えられない何かがあるのも事実です。(あっ、もう一回書きますけどお金儲け自体は本当に大事ですし、ないがしろにしてはいかんです)

お金大事は大前提として、
「好きなことで成功するためにはどうしたらええんや?!」を真剣に考えることがクリエイティブの最大に面白いところだと私は信じてやみません。

共感してくださる方がいれば大変嬉しいな、と思う秋深まる今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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