質問の答えに自分のストーリーを入れると相手の心に刺さる話

先日ふと思ったが、そういえいば最近めっきり質問されることが少なくなりました。

質問といっても
「最近忙しいですか?」とか
「週末のご予定は?」

みたいなスケジュールなど事実を確認する質問ではなくて、

「なぜそれが好きなんですか?」
「どうして◯◯を始めようと思ったんですか?」

というような、内面を答える必要のある質問のことですね。

だから稀に「どうして◯◯が好きなの?」と聞かれるとどう答えていいかよく分からず、「うーん、価値観が合うからかな〜」みたいな、伝わっているようで全く伝わっていない答えをよくしてしまいます。

「なぜ好きか?」
「なんで始めたのか?」
こんな質問を受ける機会が減ったのは、ただ単に私が毎日“引きこもり”で仕事をしているせいかもしれませんが、それだけ他人は自分に対して興味がない・・・という証拠になっているような気もします。

しかし、
文章力を鍛えたり、いいクリエイティブを生むためにも、内面を答える必要のある「なぜ?」の答えを、まずは人にわかりやすく説明できるようにしたいな、と最近つくづく感じています。

そして、
「なぜ?」の答えを、もちろん数字や論理を用いて理屈を用いて回答する方法もありますが、

「なぜ?」の答えに自分が体験したストーリーを用いると、話した相手の心に残り、より「共感」してもらえるのではないかな、と思います。

例えば私は猫が大好きで、家には2匹おりまして、その家すら猫が過ごしやすいレイアウトに変更しようとしているところですが、

「どうして猫が好きなの?」
と質問された時、
「かわいいから」

と答えても
「へえ〜」です(相手に真意が伝わらない)

ところが、

「仕事でちょっと辛いことがあった時、猫はいつも私に寄り添ってくれるんだよね。それにとても心が癒されるんだよ。猫が喉をゴロゴロする音は人間の病気のリスクを減らす効果もあるんだって。
しかも寄り添ってくれるけど、決して媚びないんだよ。ご飯が欲しい時は催促してくるし。だけどその姿が自然で「生き物」の本来の姿なんじゃないかな〜って感じて落ち込んだ時に元気をもらうんだよねー。」

と答えたらどうでしょう。

「へえ〜」から
「へえー!本当に好きなんだね!」に恐らく変わるのではないでしょうか。

好きの正体や、伝えてくる人の気持ちが
「かわいいから」の一言より幾分か伝わってくると思います。

さらに猫の魅力も伝わります。
「かわいいから」の一言を答えるよりもエピソードを交えて伝えた方が、猫の特徴や魅力がより相手に伝わります。

数字や理屈だけで、魅力を伝えることはできるといえばできますが、相手の心を揺さぶるにはストーリーを交えた話が効果的です。

猫を好きな理由を
「猫は犬より◯%多く存在していて、平均寿命も◯年。生涯コストも◯円で飼いやすいから飼っている」と答えると、何だか奇妙な人に見られてしまいますよね。(←こんな人いないと思うけど)

何で?の理由をストーリーを交えて話すこと。

一番のおすすめは、この「なぜ?」を日記なり手帳なりに言葉でしっかり残しておくことです。
頭で考えるだけよりも言葉で残す方が、考えや理由が整理されるので本当にいいです^_^

私も少し前から1日の出来事を手帳にまとめて、感じたこととなぜそう思ったのか?を書いて、脳みそをトレーニングさせていますが、思った以上に毎日の生活が楽しくなり、考えが整理されています。

(私のように)普段なかなか人と「なぜ?」について話す機会がない方は、一度じっくり考えてみる、それを言葉に残すとことで話上手や文章の上達につながっていきますので、ぜひお試しください^_^

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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