先日からメディアでも話題になっている「楽手市場の送料無料」のお話。
私も楽天市場に出店している会社さんのランディングページなどを制作しているので、この「送料無料」化の話については、以前からだいぶ振り回されていました。
楽天市場の送料無料はお客様を幸せにするのか?の話3月18日から「3,980円以上の購入は送料無料」を実施する楽天市場ですが、その送料の負担は全て出店者側の負担。
これに対して多くの出店者側から不満の声が上がり、遂には公正取引委員会が調査に入るまでに。
そしてつい先日の2月28日金曜日。
とうとう公正取引委員会は、楽天市場に対し「送料無料」の実施について緊急停止命令の申し立てを東京地方裁判所に行いました。
「送料無料」の実施対策に伴ったデザイン変更の仕事が山のように来ていたところだったのですが、このニュースを夕方に耳にし「お、これはもしかすると、送料無料撤回されるんじゃないかしら♪」と、肩の荷が下りかけた数時間後、ヤフーのトップニュースを見ると、
「楽天市場、送料無料は実施の方向」との一報が。
パソコンの前で思わず
「すんのかーい!」
とつぶやいてしまったほどです。
緊急停止命令を受け、誰が何と言おうと送料無料の方針を撤回しない楽天市場側。
どうやら予定通り送料無料は3月18日から実施される模様です。
以前にも書きましたが、
送料無料化に伴う値上げが多くの店舗で実施された場合、これまで楽天市場を利用していたお客様が、今までと同じように利用するかどうかは本当に疑問が残ります。
そしてこれだけ様々なメディアで話題になってしまった楽天市場の印象がプラスになったとは考えにくいのでは?と感じます。
ネガティブな話題を一度目にすれば、不信感を抱く人はいっぱいいます。
一度抱いた不信感を完全に払拭するのは容易ではありません。
この「送料無料」に伴う一連の背景を見ていると、本当に一つ一つの会社が「高くてもいい、あなたから買いたいです」とお客様から言われるような仕組み作りをすることの大切さを改めて感じます。
誰でも簡単にオンラインで出店できる時代になったからこそ、
・誰を幸せにするために売るのか?
・自分はどういうミッションで商売をしているのか?
を考える必要があるように思ってなりません。
楽に出店できるから、簡単に出店できるから、つい後から考えてしまいがちな「本当に大事なところ」を、再度見直すことが大切だと感じている今日この頃です。
これは美しいデザインを作ることよりも、刺さるキャッチコピーを考えるよりも本当に大切なことですよね。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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