以前本ブログでは「ミーニング・ノート」のことをご紹介しました。
書く行為で人生を変える「ミーニング・ノート」私も毎日の振り返りを、夜パソコンをシャットダウンした後にノートにまとめています。1日5分〜10分ほどの短い時間でも心の中が整理されるので今や欠かせない習慣の一部になっています。
STUDYHACKERの記事によると、
ペンシルバニア州立大学の研究によれば、ジャーナリング(日記を書く)には「抑うつ感の改善」「不安症状の改善」「幸福感の上昇」といった効果が確認できたとのこと。
休んでいるつもりでも、私たちは、まだ終わっていない仕事や次の試験のこと、人間関係のトラブルといった不安に心を支配されがち。
ジャーナリングは、それらを言語化して書き出すことで不安を外に出し、心を楽にしてくれる方法なのです。
と書かれています。
参考 心が疲れていると感じたら……チャートですぐわかる「あなたに最適なノート習慣」STUDTHACKER私の場合はこのブログを書くことも自分の思考整理の一環となっているのですが、ペンを持って手を動かし「紙に書く」というのは思った以上に心身に効果的だと実感しています。
この「書き出す」という行為、自分自身の振り返りはもちろんのこと、日々の仕事の中でも本当に役立ちます。
仕事てんこ盛りになった時に書き出すと心が落ち着く
あれもやらなきゃ、
あの人にこの回答送らなきゃ、
コレとコレを作らなきゃ、
など1日に行わなければならない制作物や、回答が必要な件などを、仕事をする前に紙に書き出し「カンタンto Doリスト」を作ると、やるべきことが明確になり、そわそわした気持ちが落ち着きます。
また優先順位をつけて、終わったらそこに赤ペン(←大事)で斜線を入れると「プチ達成感」が得られるので仕事が楽しくなります。
アイディアや感想をアウトプットしたい時も紙に書いてみる
思考の整理方法の一つとしてマインドマップがあります。
マインドマップとは、イギリスの教育者トニー・ブザン氏が40年以上前に考案し、世界中で使われているノートの取り方。
脳を活性化してくれる効果があるとされ、ビジネスパーソンや教育関係者にも人気。マインドマップに関する書籍も多数あり書き方を教えてくれるセミナーもあります。
最近はパソコンで簡単にマインドマップを作成できるアプリケーションも登場しています。
参考:MindMeister
マインドマップには書き方のルールやコツが多少存在しますが、細かいことはさておき、どんどん紙に書いていくと頭が整理されてすっきりします。
読書の感想もマインドマップにまとめると、アウトプットになるのでとてもオススメです。
(読書もマインドマップも最近サボっているので、偉そうなことは言えませんが・・・)
書き出すことで今やることが見えてくる
10年近く前、私がまだ会社員だった頃、残業中の23時頃に突然後輩の女の子が私のデスクにやってきました。
「やることが多すぎてどうして良いかわからない、助けてください・・・」と、かわいそうに今にも泣きそうな表情です。
当時私ができたのは「今抱えていることを全部紙に書いてみよう」と彼女に伝えることしかできなかったのですが、これが意外にも効果的だったのを今でも覚えています。
仕事を一度置いておき、二人で今抱えている仕事の大小を問わず一つ残らず紙に書き出したんですね。
その中から、
急いでいる仕事
すぐ済む仕事
時間がかかる仕事
人にお願いできる仕事
後回しにできる仕事
に一つ残らず分けていくと、
彼女は「とても気持ちが楽になった」と少し救われた顔をしていました。
あれから10年以上が経ち、もし今同じように相談されたらもう少しマシなアドバイスをしてあげたいな、と当時を振り返りますが、それでも「書き出すこと」は、今すぐ効く特効薬みたいなものだと今でも思います。
彼女、元気にしているかな・・・。
今では私の方が日中一人でテンパっていることが多々ありますが、結局やらねばならぬことは減らずとも、紙に書くことでいつも「安心」をもらっています。
行き詰まった時は、書く。
改めて大切にしたい習慣と感じる今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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