今週も仕事中ずっとJ-waveを聴いていましたが、毎週土曜日の番組に、あの藤原ヒロシさんが15分ほどナビゲーターを担当している番組があります。
参考 JUN THE CULTURE81.3 J-wave藤原ヒロシさんを改めてこのブログでご紹介するのも何ですが、改めて少しご紹介しておくと、世界中のファッション関係者が「キング・オブ・ストリート」と呼ぶ、日本で最も有名なクリエイターのお一人です。
DJとして活動を始めたのち、パンク・ヒップホップ・スケートボードなどのカルチャーの背景を理解した上で、それをハイブランドのファッションやアートと結びつける表現方法は、国内だけではなく海外のメディアでも大きく取り上げられ、数多くのフォロワーを生み出し、影響を受けた方は数知れず。
今や世界中でリスペクトとともに語られている存在です。
先にご紹介した番組「JUN THE CULTURE」の中でも、ご自身が訪れた海外の話やプロジェクトのことなど、毎回クリエイティビティに溢れた話題が魅力的です。
そんな藤原ヒロシさんが今日はなんと・・・、
あのサイトを絶賛していらっしゃいました。
あのサイトとは、
フェイクニュースを配信している「虚構新聞」です。
「虚構新聞」は、現実にはありえない”フィクションのニュース”を掲載するウェブサイト。意外にも(?)その歴史は古く創刊は2004年3月、今年で16年が経ちます。
サイト運営者の方が以前にお答えになっていたインタビュー(参考サイト)を拝見すると、以前個人で運営していたニュースサイトで、エイプリルフールの4月1日に書いたフェイクスニュースが友人の間で評判が良く、それをきっかけにフィクションのニュースを配信しているうちにネット上で話題に。
今や大手の広告代理店から
「こういう製品を出す予定があるので、発表前に虚構新聞で記事にしてくれませんか」
と依頼までされるほどになっているほか、虚構新聞に書かれていた“虚構”の商品を、なんと大手製菓メーカーが実際に商品かするまでになっているほど、いろんな意味で「影響力」を持った発信サイトへ成長しています。
今日、藤原ヒロシさんがご紹介していた記事は、最近配信されたこちら↓
参考 「当面生き延びて」天国が入国禁止措置 新型肺炎で 虚構新聞その数日前にはこんな記事も↓
参考 「働き過ぎ」新型コロナに業務停止命令検討 厚労省虚構新聞昨今のコロナウイルスの影響で、ネガティブな話題や、それに便乗して煽るような発信が溢れる中、独自の視点で言語化し、明るく発信するセンスは秀逸です。
また文脈や使われている単語にも「もともと文学が好きだった」と語る編集者のセンスが光ります。
もちろん内容は全部“フェイク”ですし、中にはくだらない(失礼)記事も。
でも独自の視点を持ち発信し続ける影響のすごさと、この物々しい雰囲気の今、思わずクスっとさせてくれる内容を言語化するセンスには、目をみはるものを感じます。
最近はこれらの記事を閲覧できるアプリも登場していますが、藤原ヒロシさんもアプリをダウンロードして楽しんでいるという「虚構新聞」。
思わず緊張が緩むような発信が、誰かの気持ちを純粋に明るくしているということを改めて感じた今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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