42年前のイギリスに見る「自身で考え声をあげる」ことの大事さ

昨今の状況で映画館も軒並み休業していて悲しい限り・・・。

ですが、そんな中
私が鑑賞したいと思っていた4月3日封切り・上映予定だった音楽ドキュメンタリー映画「白い暴動」が、この映画館休業に伴い、何と各オンライン配信サービスでレンタルされることが決まり、先日早速アマゾンプライムで鑑賞しました。

「白い暴動」ビジュアル photograph by Syd Shelton

1977年4月8日に発売された、イギリスのパンクバンド「ザ・クラッシュ」の超名盤と同じタイトルの「白い暴動」(White Riot)。

dimitris_k / Shutterstock.com

この映画は、
1970年代後半の極右政党・ブリティッシュナショナルフロントに対し、音楽を通して人種差別撤廃を主張し続け、「ザ・クラッシュ」など多くのミュージシャンや若者たちから支持された「ロック・アゲインスト・レイシズム」(RAR)に迫ったドキュメント。

1970年後半のイギリス・ロンドンの様子や、当時の若者のライフスタイル、そしてRARが当時行った約10万人によるデモ行進や、魂震える音楽フェスティバルの模様が交えて映し出されています。

本ブログを執筆している今日は2020年4月30日ですが、今から丁度42年前の4月30日は、この約10万人による大行進と音楽フェスティバルが行われた日。

“鳴らせ、闘いの音楽を” を合言葉に
市民がひとつになった歴史的な1日です。

参考 ザ・クラッシュが人種差別と闘った、1978年の「白い暴動」を振り返るRollingStones

参考 パンク・ロックの力で人種差別に対抗。40年前、若者が巻き起こした「白い暴動」Forbes JAPAN


Clash live at concert
Rock Against Racism
Victoria Park, London, UK 30. April 1978

またRARの活動の中心にいた当時のアーティストや、グラフィックデザイナーのインタビューや、作品を見れるのも私にとっては嬉しいポイント。

ザ・クラッシュのファン、70年代のイギリスの音楽や文化が好きな方にはもちろんですが、一本の歴史的なドキュメンタリーとしても楽しめるので、5月15日のレンタル終了期間までの間に、気になる方はぜひご覧いただきたいと思います^_^

ところで、
この春に上映だった映画の多くは公開を延期していますが、延期ではなくこのようにオンライン配信サービスのレンタルに切り替えて上映しているパターンはなかなか珍しい事例です。

本映画の監督のルビカ・シャーは、延期ではなくレンタルにした理由を、

「混沌とした世の中でこそ、自身で考え、声を上げることの大切さを知ってもらいたい。

例え自分1人だったとしても、声を上げることで仲間を見つけることができる。ともに行動し、乗り越えられるから」

と語っています。

また字幕監修を担当した、ブロードキャスターのピーター・バラカンは、本映画公開前の1月に、

移民差別に対して当事者意識を持った個人が集まったこの話は40年前ですが、まさに現在世界各地で起きていることへの示唆に富んでいます。

今後の日本にとっても決して他人事ではありません。音楽の力で人の心をいい方向に動かしたいい例です。

とコメントを発表しています。

まだまだ音楽をみんなで集って楽しめる状況ではありませんが、この映画「白い暴動」は、当時のRARの人たちのように、自分自身で考え、声をあげること、そうすれば賛同してくれる仲間が見つかる、という精神を40年以上経過した今でも大事にしたい、と改めて感じる映画でした。

映画「白い暴動」は5月15日まで、
アマゾンプライムを始め、様々な配信サービスで視聴いただけます^_^
(詳しくはこちらをご覧ください。)

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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