「稼ぎたい」と正直に言うことは大切だと感じた“Number Girl”の再結成に思うこと

私が最もどっぷりと音楽を聴いていた10代後半から20代前半の頃、“性的衝動”すら覚える大好きなバンドの一つ、「NUMBER GIRL」。
2002年に解散してから今年で17年ですが、何と本日2月15日に当時聴いていた我々の度肝を抜いた、突如の再結成発表。
今年2019年8月に、北海道で開催される「RISING SUN ROCK FESTIVAL」への出演が決まりました。

フロントマンの向井秀徳さんが出したコメント(声明文)がコチラ。

以前からストレートな音楽と物言いが、私の心を掴んで離さない向井さん。
今回もこのような“性的”なコメントを投げつけていただいてありがとうございます。

私が今回気になった、
向井さんの「稼ぎたいと思った」という一文。

再結成するミュージシャンのほとんどは、恐らく「お金を稼ぎたい」からの理由だと思いますが、それを公言している人はあまり聞いたことがありません。

お金を稼ぎたい、と公言する。

「好きなことを仕事にする」とか、「自由な生き方をする」という半抽象的な言葉はとてもよく聞きますが、「稼ぎたい」という言葉を改めて聞くと、その言葉を普段あまり人から聞くことはないな、と改めて気がつきました。

「稼ぎたい」には、どうしてもお金の香りが漂いますので、聞くひとによってはいやらしい言葉に感じてしまうのかもしれません。
でも好きな仕事をする以上、稼ぐことは何よりもやっぱり重要なことではないでしょうか。

もちろん、稼ぎ方の方法はとても大切で、人を傷つけたり、いい加減なクオリティのものを出して稼いでいてはいけませんが、「稼ぎたい」という思いを持って真摯に仕事に取り組むこと、自分の価値を上げていくことはとても大切なマインドなのではないかと思っています。

よく、「単価の高い仕事が取れない」というフリーランスの声を聞くことがありますが(私も昔はその部類でしたが)、本当に「稼ぎたい」というマインドを持って好きな仕事に取り組めば自然と稼げるようになっていくように感じています。

またスピリチュアルな話になってしまうかもしれませんが、「稼ぎたい」と口に出して言うことが本当に稼げることにつながるのも事実なような気がしています。
一度公園に住む手前のドン底生活を味わった経営者の人が、以前私に“「お金がない」を口癖にすると「本当にお金ない状態」になってしまうからね”と語ってくれた話を思い出します。

お金が全てでは決してありませんが、お金はやっぱり様々なところで役に立つ便利なもの。
「稼ぐこと」に妙な罪悪感を抱かず、建前や綺麗事だけで好きな仕事をすることなく、「好きな仕事で稼ぐ」ことに集中してこれからも社会の一員でいたいと思った今日この頃。

とりあえず、ナンバーガールが再結成して“何発かヤってる”間に、日本のどこでもいい、追いかけて観に行きたいと思っています。

(Fuji Rock Festival 2001/NumberGirl)

それでは今日はこの辺で。

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