先週末の3日間、
延期になったフジロックフェスティバル2020の代わりに、YouTubeで過去のライブ映像を配信していたので、先週末の夕方から夜にかけて、一人で家で歌ったり踊ったりしていました(一人だからこそできる技)。
↑その配信で
久しぶりにビースティ・ボーイズの
パフォーマンス(2007年)を観ましたが、
かっこよさが
ハンパなかった
なので今週は仕事中、主にビースティ・ボーイズを聴いておりましたの^_^
(↑大学生の時にCDに穴が空くほど聞いた、今聴いてもかっこよすぎる“不朽の名盤”)
ところで、先日
Forbes JAPANに
同じ「フェスティバル」つながりで、
とても興味深い記事が掲載されていました。
ここ近年、日本各地の「祭り」が
経営者や起業家たちの注目を集めており、
その中でも毎年8月に開催される
徳島県の「阿波踊り」が
“動くマインドフルネス”につながるとして
多くの経営者や起業家たちが熱狂している、
という内容の記事です。
記事によると、
堀江貴文さん、キングコングの西野亮廣さん、SHOWROOMの前田裕二さんなども参加されているそう。
参加されていたある起業家の方が言っていたのですが、
彼らはお金を出してでもこうした「非日常の人間的な官能」を感じられる体験をいつも探し求めているのだと。
つまり、「熱狂で理性をぶっ飛ばせる方法」を探しているというんです。
阿波踊りには
「なんば」という基本形は存在していますが、ほとんど自由で好きに踊ればいいと、記事内には書かれています。
阿波踊りの精神は、
「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損々」。「踊る人も見ている人も、どうせ阿呆なのだから踊らないと損だぜ」という意味で、
そもそも無礼講であることが条件のストリート発のお祭りです。
↑この精神の通り、
ダンス教室などにありがちな
・ルールや振り付け
・上手い下手の技術の優劣
・誰が先輩で、誰が新人
またクラブなどに通い
・かっこよく思われたい
・イケてる自分を目指す
など、
日常生活と変わらない思考や
損得勘定を一切持たず、
夢中で参加できるところに、
経営者や起業家が阿波踊りに惹かれる魅力があるのだといいます。
要するに
(基本的な型はあるが)
周りの目を気にせず
夢中で踊ることが、
マインドフルネスになり
新しいアイディアを形にする思考につながっていくんですね。
記事の中には徳島県の阿波踊りと合わせて、
アメリカ・ネバダ州のブラックロック砂漠で、毎年8月下旬に1週間に渡り開催される、超個性的な音楽フェス「バーニング・マン」のことも紹介されています。
「バーニン・マン」のルールは3つ。
- 水・食料を含め、生活に必要なものは全て自分たちで用意をし、基本的に金銭のやり取りは禁止。
- 出たゴミは全て自分で持ち帰り(トイレも)、砂漠には何も残してはいけない
- 「NO SPECTATOR/傍観者であるな」というコンセプトの元、参加者はどんな形でもいいので何か表現活動(楽器、絵、料理、踊りなど下手でも何でもOK)を行いながら過ごす。
噂では、
スマホの電波も届かないらしく、
まさにサバイバルなフェスティバルとして超有名です。
しかしこの「バーニング・マン」にも、
近年はカリフォルニアを中心に、アメリカの各地から若いイノベーターやリーダーが参加していることが、とても話題になっています。
(もちろんある程度のマナーはあるとして)
仕事や周囲からの眼差しを気にすることなく過ごせる「祭り」は、経営者や起業家さんはもちろん、普段一生懸命仕事をしている人にとって“マインドフルネス”な時間になっているようです。
あのスティーブ・ジョブズも、
「ハングリーであれ。愚か者であれ(Stay Hungry. Stay Foolish.)」と言っていますし、吉田松陰も
「諸君、狂いたまえ」と、
当時の常識に囚われない生き方をしたと言われています。いつの時代も世の中を変えるのは、
「阿呆」であり、「愚か者」であり、
「変人」なのかもしれませんね。
「夢中」になって踊れる日常が
また戻ってきてほしいと本当に願います。
しっかし、
阿波踊り、踊り続けると
めちゃくちゃしんどいです(T_T)
「阿呆」になる前に、
そして来年のフジロックでも
野山を駆け回れるように
引き続きトレーニングは継続したいと
改めて思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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