お客様の記憶に残る「この店といえばコレ!」というチラシを作ることの大切さ

先日、久しぶりに地元で開催されているインポートシューズのセールに行ってきました。

以前にも自宅の近所で開催されていたのを夫に教えてもらい、ほんの興味本位でお店に行ったのですが、店内に置いてある商品群にすっかりヒートアップしてしまいその場で2足購入。

あれから数年経ち、

今回も・・・・、

!!

トリッカーズ
やないかー!

しかもレディースのカントリーブーツ!

しかも珍しいベージュ!

しかも新品!

しかも半額以下!

1829年創業のイギリスの超老舗シューズブランドのトリッカーズ・・・

英国王室御用達のトリッカーズ・・・(←この言葉にめっぽう弱い)

もうブーツは何足も持っているのに、しかも半額以下と言っても決してそれなりに高価な一足なのに、迷わず購入してしまいました・・・。

その他にも・・・、

同じくイギリスのバーカーや、イタリアのファビオスルコーニ、ディエッメヴィットリオ ヴィルジリなどなど、超メジャーではないものの、イギリスやイタリア、スペインなど革小物の本場で作られた素敵なインポートシューズ達、

またスコットランドの超〜老舗のカシミヤ・ウールブランド、ジョンストンズ オブ エルガンのストールやマフラーなどの季節アイテムが、

サラッと置かれてますが、こちらもロイヤルブランドで1枚4〜5万はする高級なストール達です・・・。

半額や半額以下で
買えるという

末恐ろしい
セールなのです!!!

ハアハア・・・。

ところでこのセール。

数年前から全国で行われているそうですが、その告知チラシがちょっとユニークなんです。

パッと見た感じちょっと怪しいチラシです。

しかも靴のイラストは手書きで、
シューズブランド名は一切出ておらず、
靴の産地(Made in◯◯)と、
代わりに靴のキャッチコピーが書かれています。

そのキャッチコピーの一部をご紹介すると・・・

モコモコ大人気!

はくとやみつき!

そうだ
今年はブーツを買おう!

ぜひこの機会に!

など何だかわかるよーな、よくわからないよーなコピーが、イラストと一緒に並んでいます。

こんなチラシと言っては超失礼ですが、一見集客効果がなさそーなチラシに見えますよね(ごめん、ほんと失礼なこと書いてるが)。

ところが

この会社さんはセール時のお知らせに
毎回このチラシを配布することによって
覚えてもらうことに成功し、

全国でこのチラシを巻くと
「あっ、あの靴のセールだ!」
と気付く人が出現して

今ではこのチラシにファンが付き、一定数のお客様がお買い物に来てくれるまでに効果のあるチラシになっているそうです。

現に、
私もそうです。

最初見た時は、
「何このチラシ?」
と思いますが、
つい見てしまいます。

美しすぎる写真や、
ごちゃごちゃしたキャッチコピーで
キレーにカラフルに作られたものより、

めちゃくちゃ
インパクトがあって
正直、一度見たら
忘れられません。

ここにブランド名は書かれておらず、産地だけが書かれています。

このちょっと謎を残したチラシが、お客様の足をセール会場に向かわせているんですね。

美しい写真、権威性のあるブランド名を出してチラシを作ることも可能ですが、

あの店といえば
このチラシ

というお客様の記憶に強烈に残る一つのブランディングになっていると感じるとても面白い事例だと思っています。

うーん。

もうすっかりヒールは履かない生活になってしまいましたが、美しいシューズはいつ見てもテンションが上がります。

来年2021年1月まで開催されているので、もう一度見に行こうと思っています^_^

ちなみに店員さんは本当〜〜〜にインポートシューズに詳しいので、色々教えてもらえるのでお買い物していても楽しいです。

メンズ・レディースとも本当に豊富なのでインポートシューズに興味のある方はぜひ訪れてみてください^_^
(手ぶらでは帰れないかもしれませんが^^;)

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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