Appleの新しいヘッドフォンを買う人と買わない人の差はどこにあるのか?の話

先日、Appleから待望の(?)新製品、Airpods Maxが発表されました^_^

私も「うそ〜ん!自分へのクリスマスプレゼントにしようかな!」と思いましたが、その価格を見て「えーっと・・・」と迷っているのが今の状況です^^;

ところで、このように年に数回Appleの新製品が発売になると、それに対していろんな方の意見を拝見するのが、ここ最近結構楽しみだったりしています。

今回も、

  • 絶対買う(既に予約済み)
  • ちょっと迷う(私のように)
  • 評判が良さそうだったら買おうかな
  • は?ぜってーいらねー。

など様々な意見が出ていますね^_^

ところで、
ちょっと専門的なお話になりますが、マーケティング理論の「キャズム理論」というのをご存知でしょうか?

これは1991年にアメリカの経営コンサルタントのジェフリー・A・ムーア氏が提唱した有名な理論です。

画像引用元:https://dentsu-ho.com/articles/2801

人がモノやサービスを購入するタイミングを解説した理論で、↑こちらがその理論をまとめた表です。

これを先ほどのAppleのヘッドフォンに例えると、

絶対買う(既に予約済み)の人は、「イノベーター」の部類に入り約2.5%の割合。

逆に絶対買わない、と思っている人は「ラガート」と呼ばれており全体の16%を占めています。

改めてこの図を見ると
一番多いのは、

本当にいいなと思えたら買う
=アーリーマジョリティー
34%

みんなが使っているなら買う
=レイトマジョリティー
34%

この2つの部類に入る人。
全体の約7割の人がここに当てはまります。

もちろん単純にこの理論に当てはめるのはちょっと安易な考えですが、

この

本当にいいなと思えたら買う
=アーリーマジョリティー
34%

みんなが使っているなら買う
=レイトマジョリティー
34%

この2つの層を取り込むためにどうやってアピールするのか・・・ということが、この図を見ると改めて感じられます。

しかも、

本当にいいなと思えたら買う
=アーリーマジョリティー
34%
の前には
「深い溝」があり、
容易には使わない、買わない

ということがこの理論で示されています。

このように考えると

本当にいいなと思ってもらう
ための活動がいかに大変か
ということがわかります。

この「深い溝」を飛び越えるために、今の私がやっぱり感じるのは、

・しつこいくらい伝える
・わかりやすいように伝える

ことなのではないかな、
と思ったりしています。
(もちろんテクニックも必要ですが)

Appleのように世界を代表する巨大な会社だったら話は別かもしれませんが、

私たちのような小さい会社が

1度や2度のアピール、
月に数回程度の発信、
発信めんどくさい・・・

で活動しても
その「深い溝」は埋められないように感じる今日この頃です。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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