先日、夜中まで仕事をしていたら目がギンギンさえさえになって眠れなくなってしまい、仕方なく「もう処分しようかな・・・」と検討している10年前に購入したのWidowsパソコンの中身を整理することにしました。
そのWindowsには、テレビ視聴機能がついていたので、10年前当時一人暮らしをしていた私は、よくテレビ番組をWindowsに録画していたのですが、
その10年前の録画内容がパソコンからザクザク出てきて、中身を整理するどころか、その録画番組の視聴が夜中に始まってしまったんですね^^;
中でもその時にじーっくり鑑賞してしまった番組が、
今から9年前の2011年秋に放送されていた、NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」の総集編です。
「カーネーション」は、
世界で活躍するファッションデザイナー、コシノ三姉妹のお母様の小篠綾子さんをモデルにした物語。
「朝ドラ史上最高傑作」とも言われたほどとても評判の良かった番組で、私も毎回録画して帰宅後に視聴するのを楽しみにしていました。
その総集編の中で、
思わず
「これがプロやな・・・」
と思うシーンが何個か出てきました。
今日はそのうちの一つをご紹介したいと思います。
・・・
それは、
主人公の糸子さんが、1人の女性から洋服作りを依頼された時のこと。
生まれて初めて洋服作りを依頼されたので、一生懸命に作ってお客様の女性からも喜んでもらった後のことです。
そのお客様の女性から
「(服の)お代はいくらやった?」
と言われた糸子さんは、
「・・・
お代はええわ。
あんたがこの服着てくれて
喜んでくれるんやったら、
うち、そんでええ。
うちも初めてのお客さんが
あんたで良かったわ!」
とルンルン気分で答えます。
ところがその後
父親に
「(依頼された服で)
お前、今日なんぼ集金してきたんや?
( ^ω^)」
と言われた時、
「・・・ごめん、
もろてへんねん・・・」
と糸子さんが答えると、
その後父親に
お前、慈善事業やっとんか!!
何と情けない!!!!
お前が商売すんの
100年早いわ!!
もういっぺん
他所で
修行し直せ!!!
ヽ(`Д´#)ノ
とボコボコに怒られて、
家を放り出されてしまうんですね。
初めての仕事を上手く仕上げたのに、糸子さんは好きな服作りの商売を家で行うことを禁止され、隣町の紳士服屋さんでまた雑用から修行することになってしまいます。
「カーネーション」に登場する糸子さんのお父さん(演じるのは大好きな小林薫さん)は、頑固で糸子さんに厳しくあたる場面が何度も描かれていますが、
でもここでお父さんが
ごっつい岸和田弁で言い放つ
仕事は
慈善事業
ではない
これは本当にこの通り。
特に好きなことを仕事にすると、
・初めてのお客様
・友達からの依頼
に、
喜んでくれたら、
役に立っているんなら、
◯◯さんの頼みだから、
という風に考えてしまいがち。
別に差別意識は全くゼロですが、
特に女性はそう思いがちです
(私もそうであった・・・)
でも、
好きな仕事をするからこそ、
報酬が発生するべき
だし、
それが、
依頼する方、
依頼される方、
お互いをリスペクトしている証拠
になるのではないかと思います。
それに何よりも
【覚悟】が
生まれます。
お金を出す方は
よーし!
良いやつ買ったから頑張るぞー!
と思えるし、
お金をもらった方は
よーし!
この人のために一生懸命頑張るぞ!
と思えます。
・・・と夜中に「カーネーション」の総集編を観ながら、ふとそんなことを思い出してしまいました。
たまには昔のドラマを見ると発見があったりして面白いです^_^
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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