1枚の看板から学ぶ、言葉の切り口の重要さの話

うちの夫の出身地は、
東京都内ではあるんだけど、

それが
「東京都」とは思えぬ
THE山奥。

奥多摩の手前にある
多摩川の上流と
山に囲まれている町です。

↑コロナ禍なのでしばらく訪れていませんが本当に自然溢れる良いところです。

子ども頃から
大自然の息吹に囲まれて
暮らしていたので、

夏場、飼っている猫が
セミを部屋に持って帰ってきた時、

セミを手で捕まえられない
私にとって夫は
(そういう意味では)
ヒジョーに頼もしい存在であります。
(自然で育ったこととカンケーないかもだけど^^;)

さて。
そんな夫が育った町に、

バイク乗りの皆さんに
人気の道路があります。

この道路
かつては有料道路だった
そうですが、

景色が綺麗で、
カーブが多くて

有料にも関わらず
ツーリングスポットとして
かなり有名だったそう。

がしかし

この道路で
ついスピードを出しすぎて
カーブを曲がりきれず

事故を起こす方が
いっぱいいらっしゃたんですね。

夫曰く

マジで事故がいっぱい
あったんだよ

でもさらに怖いのは

救急車を呼んでも
近くの病院に着くまでに
2時間かかるんだよね

とのこと。

(||゚Д゚)

に、2時間・・・。

こんな言葉を聞いたら

絶対事故
起こしたらアカン

とガチで思いますよね。

だって病院に着くまでに
2時間もかかるんです。

想像しただけで地獄です。

そして私と同じように、

実際にこの

「救急車を呼んでも
近くの病院に着くまでに
2時間かかる」

という言葉を
看板に書いたところ

事故が激減した

という効果が
あった

という話があるんですね。

↓こちらのサイトで実際の看板の様子がご覧いただけます。(大袈裟ではなく、本当に2時間かかる証拠も記載されています^^;)

参考 「けがをしますと病院に収容されるまで約2時間かかります」悪夢のような道路の看板が話題まいどなニュース

フツーだと

スピード注意!

とか

事故多発地域

とか

そういう注意書きの
言葉が一般的です。

でも、
↑このような注意書きでは
事故は減らなかった
と言われています。

そこで、
そんな注意喚起の
言葉の切り口を変えて

「救急車を呼んでも
近くの病院に着くまでに
2時間かかる」

という文章を添えたところ

本当に
スピードの出し過ぎに
注意する人が増えた
のだそう。

こうやって見ると

言葉のチョイスって
めちゃくちゃ大事

と、改めて思います。

私も普段コピーを書いていますが

どういう言葉を選べば
お客さんの心に響くか

どんな言葉を選べば
注意を惹くことができるのか

そんなことを
このスピード出し過ぎの
看板から学んだ気持ちです^^;)

言葉一つの表現で
読んだ人の行動が変わる
良い一つの事例ですね^_^

普段のビジネスやサービスでも
このように
お客様の行動が変わる言葉を
選んでいきたい
と思う今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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