先日、
隣町の柏の葉キャンパスに
行った時のこと。
2年前にオープンして、
いつも行列だった
超おしゃれ
タピオカドリンクのお店が
閉店していたのですが、
というか、
もう随分前に閉店していたのは
知っていたんだけど、
その店舗の建物が
未だに残っていて、
もう
外観も色褪せてて
もちろん中もガランとしていて
廃れた昭和の商店街にある
建物のようになっていたんです>_<
↑
これはオープン当時の様子。
このタピオカ屋さんの
デザイン、
とても可愛くて素敵で
確かブランディングデザインの参考書にも
掲載されていた記憶があります。
コンセプトも
映画のワンシーンのように
“飲む時”もおしゃれに♪
(正確にはおしゃれとは言ってないが)
という感じで、
外装も内装もメニューブックもカップも
もちろんホームページも
すんごい可愛かったんです。
すごく可愛い!
すごくおしゃれ!
でも、閉店。
ちなみに
私が見かけた店舗だけではなく、
他展開していた都内の店舗も
閉店しているようです(T_T)
「可愛いお店」だったので
個人的には残念に思うし、
タピオカ自体も
すっかりブームが過ぎ去って
しょうがないよね・・・
とも思うのですが、
どんなに可愛くても、
デザインがおしゃれでも
思いがないと
商売は続かない
と改めて思うんですね>_<
少し話は変わるけれど、
数年前に
自社化粧品を作っている
経営者の方からご依頼を受けて、
化粧品のLPやパンフレットなどを
一式制作したことがあったんです。
今、化粧品も誰でも、
いや誰でも、と言ったら
ちょっと語弊がありますが、
ぶっちゃけて言うと
お金を払えば誰でも作れるし
販売できる時代です。
たまに
自分のブランディングのために
作っている方もお見かけします。
しかも
化粧品は女性にとっては
必需品ではあるんだけど、
めちゃくちゃ種類が多くて
レッドオーシャンすぎる
市場なんですね。
でも、
その経営者さんは
めちゃくちゃ思いを持って
まるで自分の子供を育てるごとく
化粧品を制作されていて、
残りの人生をかけて
女性の肌をキレイにすることが
私の使命なんです。
と堂々と宣言されていたんです。
化粧品開発をする前から
ご自身のエステサロンを経営していて
そこで使う化粧品に納得できず、
それだったら自分で作ろう!
本当に良いと心から思えるものを
作って、それをお客さんに使おう!
私のエステに来た人には
絶対みんなにキレイになってもらう!
という一心で
化粧品の開発を
始められたんだそうです。
なので、
最初は手売りでも全然いい
コツコツやっていきますので
制作をしてくれませんか?
というご依頼だったんですね。
正直最初ご依頼を受けた時は、
(うーん、、
化粧品は難しいんだけどな^^;)
と思っていたんですが、
その経営者さんの
熱烈な思いを聞いたら
私が惚れてしまい^^;)
制作をお引き受けしました。
儲かるから
ブランディングになるから
簡単にできるから
化粧品を開発した
自分のエステに来てくれる
お客さんに絶対キレイになって
もらいたいから納得できる成分の
ものを自分で作りたくて
化粧品を開発した
↑
どちらの人から
買いたい!と思いますか?
答えは一目瞭然ですよね。
可愛いデザイン、
おしゃれなデザイン、
もちろん大事な要素だけど
それよりも大事なのは
なぜこの商品を
売りたい!と思ったのか
という思いの部分です。
最初は伝わるまでに
時間がかかるかもしれないけれど、
「思い」がちゃんとあれば、
根強いファンの方が必ず現れます。
タピオカ屋さんにも
(少し前に流行った)高級食パン屋さんにも
なぜ始めたのか?もっと語ってほしい!
と思いますし、
「自分の思い」をぜひつくってほしい
と思っています^_^
そんな思いを持った人の
制作をこれからもお手伝いしたい
と改めて思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
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