アメリカで急成長しているミネラルウォーターの話

今日ネットでニュースを読んでいたら
こんな記事が。

参考 ドクロ缶入り飲料水販売、資金調達で評価額7億ドル-リキッド・デスBloomberg

 

2020年ごろから日本でも
注目されている飲料水、

「リキッド・デス」の話です。

 

このリキッド・デス。

直訳すると
死の水
で、

パッケージデザインには、
ゴス系のフォントと
スカルがあしわられていて、

パッと見は
お酒そのものなのですが、

Keith Homan / Shutterstock.com

Keith Homan / Shutterstock.com

 

\中身はお水/

ミネラルウォーターです。
(炭酸入りやフレーバー付きもあります)

ライブハウスやフェス、
バーやクラブなどで飲んでも
「ダサくない」として、

今とても話題になっている
ミネラルウォーターなんですね。

 

キャッチフレーズは
Murder your thirst.
「喉の渇きを殺せ」。

 

アメリカのスタートアップ飲料水
メーカーさんが発売したこのお水。

立ち上げからわずか3年で
年商190億円に、

先日は資金調達に成功して
企業価値は日本円で約1010億円に
なっていて、

その急成長ぶりも
話題になっています。

 

公式サイトはこんな感じで、

SNSもこんな感じ・・・。

 

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商品パッケージだけではなく
ブランディング自体が
ミネラルウォーターらしからぬ
表現が特徴です。

ちなみにデザインは
Netflixでクリエイティブディレクターを
務めていたマイク・セサリオさんに
よるもの。

セサリオさんは
パンクロックやメタルの
バンドを組んで活躍していたそうです。

ちなみに
日本のHi-Standard(ハイスタ)の
ファンみたいです^_^

 

セサリオさんは
「私たちは最も健康的なもの(お水)を使い、そこに非健康的なもののクールな要素を取り入れたブランドを構築したいと考えました」と語ります。

「『健康ではない』と思われる飲み物、たとえばエナジードリンク、ソーダ、ビールなどが若者、特に男性層に向けて大胆で陽気にアピールし、商品を開発しました。とはいえ、リキッド・デスの名前からも分かるように、私たちは楽しんでおり、あえて、そんなに真剣に取り組んでいないコンセプトも大事にしています」

「ビール缶のデザインは、飲み物のデザインとして面白いものが多い。

なぜビール缶のデザインは格好よくていいのに、お水はダメなのか。

そもそも、ビールだって約95%は水です。水をビールのように見せることで、バー、クラブ、パーティー、音楽会場など、より『パーティー』的な環境で健康的な水を飲むことがより受け入れやすくなります」。

テキスト引用元:withnews

そして、
こんなにハードなデザインで
展開しているにも関わらず、

アルミ缶はリサイクルできることに
注目して環境に配慮したり、

プラスティックによる環境汚染対策に
取り組む団体に寄付をしたり、

やってることも
すんごいかっこいい
んです!

Rosemarie Mosteller / Shutterstock.com

 

残念ながら2022年10月現在、
日本では未発売ですが、
今後日本でも発売されることが
予想されています。

このデザイン、
個人的には
めちゃくちゃ好き!!

もし手に入る環境になれば
絶対飲んでみたいと思っています^_^

ミネラルウォーターは
味に差がほとんどなく
差別化が最も難しいと
言われている商品。

似たり寄ったりのデザインが
とても多いですが、

このハードなデザインと
そのコンセプトやターゲットの設定には
本当に脱帽です!

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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