先日から読んでいる
こちらの本。
「映画を早送りで観る人たち
~ファスト映画・ネタバレ
――コンテンツ消費の現在形~」
というタイトルの
この書籍。
少し前から
若い方達の習慣として
話題になっている
映画を倍速で鑑賞したり、
セリフのない場面を
スキップしたりする現象など
について事細かに解説した
一冊なのだけど、
これが
べらぼうに面白い!!!!
のでご興味ある方は
ぜひご一読いただきたい!!
と思いまっす!!
もう一度リンク貼っときます!
映画を1.5倍速で観る
セリフのない場面を
スキップする
こんな映画の鑑賞方法を
SNSやネットで
一度は見かけたことがある
と思いますし、
その度に
なんてけしからん!!
という憤りのコメントも
一度や二度ご覧になったことが
あるかと思います^^;)
書籍内には
倍速視聴やスキップ視聴についての
いきさつなどなどが
詳しく解説されているのだけど、
私が最も気になったのは
このくだり。
↓
映画やドラマを観る前に
ネタバレサイトやまとめサイトを
先に読んで
ある程度のストーリーを
知った上で鑑賞する
という鑑賞方法。
よーするに
ネタバレした状態で
映画を観る
ということです。
すげー習慣だな・・・
と思いながら
読んでいたのだけれど、
でも正直に考えてみると
その気持ち、
わからんでもない。
なぜかというと、よ。
毎日忙しいから
感情を揺すぶられたくない
んですよ。
だから予めストーリーを知った上で
感情の揺すぶりを最小限に抑えて
鑑賞したい、んですよ。
私は特に映画に詳しいワケでもなく
“人並み”の知識ですが^^;)
私が今まで鑑賞した中で
最も「後に引きずった映画」は、
2000年に公開された映画、
「ダンサーインザダーク」
なんだけど。
この映画、
ビョークが出演しているので
(わ〜い、ビョークたん♪)
という気持ちで
一人で観に行ったのですが、
観終わった後のショックが
凄まじすぎて^^;)
その後友達と串揚げを食べる
約束をしていたのですが、
店にはかろうじて入ったものの
落ち込みすぎて
串揚げはほとんど食べられず、
その後も2〜3日
気分が落ち込んで
ぼんやりする
という状況でした^^;)
公開から20年以上経って、
今ではあの映画を
観ておいて良かった・・・
と思えるようになりました
なのでその当時、
こんな気持ちになるのなら
観なきゃ良かった・・・(T_T)
とも正直思ったくらいです^^;)
気分が落ち込む=良いこと
とは決して言い切れないけれど、
感情を揺すぶられることは
やっぱり人生には必要なこと
と改めて思うんですね。
特に、
自分が感動したこと、
これは凄い!と思ったことは
私の今の仕事をする上で
本当に欠かせない感情です。
なぜかというと
若干大袈裟かもしれないけれど
自分が感動する体験を
しないと、
人を感動させるような
仕事ができないから
だと思うからなんですね。
今の気分を不必要に
上げたり下げたくしたくない
という気持ち、
めっちゃわかる。
だけど、
良い仕事をするためにも
人としての深みを増すためにも
これからも
積極的に「感動」したい!
と思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
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