売れるデザインとコピーはAIが作る時代に人間がやるべきこと

先日の日経新聞の記事に、
またも「広告」×「AI」の記事が。

参考 ヒトとAI、広がる協業 職場に新たな多様性日本経済新聞

“クリックされるバナー”を、これまでのデータを元にAIが瞬時に判断。また判断するだけにとどまらず、AIが自ら“売れるデザイン”を作り出すこともできる時代になりました。

(関連記事はコチラ↓)

全クリエイター必読!遂にバナーのデザインとコピーライティングを作るAIが現れた話

「AIの登場で将来なくなる仕事」なんて記事が発表されて久しいですが、遂に「手に職」がある専門職が作っていたデザインやライティングもAIが人に代わり制作できる時代がやってきました。

ですが、
先ほどご紹介した日経新聞の記事では、AIを使うこと・AIと共に仕事を行うことで人間に様々なメリットがもたらされることを明記しています。

一つ目は、制作したバナーの反応結果が出るまでに早くてもWEB上に掲載して1ヶ月ほどかかっていた時間を短縮できるということ。制作時点で反応率を予測しているのですぐに結果を得られ、改善・修正にもクイックに対応できます。

二つ目は、AIが仕事を行う代わりに人間は厳しい納期や制作量にとらわれることなく、時間の余裕ができると紹介されています。

確かに、バナー1本の依頼を制作するのにどれだけ制作に慣れていても制作に費やす時間は、最速で30分・・・、出来上がったバナーを送ったり修正の内容を聞く時間もプラスすると、1時間、1時間半。
この時間を全て短縮することも可能なのです。

1日のうち1時間半はとても大きい。
この空いた時間をどのように使うかは、言うまでもなくとても大切です。

AIは大量のバナーの反応率を蓄積し、どんどん学習して自動的に反応の良いバナーを制作することが可能に。だから人間も新しいことを学習してそのことを次のステージに生かさなければなりません。

あ、そういえば。
先日自宅近所のGUでズボンと靴下を買ったのですが、こんな千葉の片田舎でもセルフレジが導入されていました。

GUは数年前から銀座などの大型店にセルフレジを導入していましたが、最近になり郊外の店舗にも導入完了。今年の春にはクレジットカード専用だったユニクロのセルフレジも現金に対応し、お会計時の混雑も緩和してくれそうです。

3万円までのお買い物ならセルフレジでお会計可能。
商品をレジ下のロッカーにぶち込めば、自動的にお会計を進めてくれる・・・というすごいレジです。

レジに並ぶ時間が軽減された分、
お客様は並ぶ必要がなくなってイライラしない、
店頭スタッフも長蛇の列を見て焦ったりイライラしたりすることなく、よりお客様の接客に力を入れることが可能になり、来店いただいたお客様にもっと「満足」してお帰りいただく仕事に専念できます。

逆と言うと「あら、機械が全部やってくれるので楽だ〜」と思っていると危ないということ。「どうやったらもっといい内容になるか、お客様に満足してもらえるか」を考えるのは必須です。

例えば、大切で欠かせないと言われている「商品のストーリー設計」は、人間にしかできないこと。
作り手にフォーカスしてその人のストーリーを作り、商品と掛け合わせて見せる、など単純な作業はAIに任せて人間はもっと頭を使う仕事を追求していく必要があります。

他にも本を読んだり、新しいことを勉強したり、AIがデータを学習していくように人間も学習していくことが大事。

「AIに仕事を奪われる」とネガティブに捉えて怖がるだけか、AIと一緒に働いて自分は次のステージに行くか。

「手に職がある」ことに安堵しないで、頭に汗をかいて新しいことを吸収し常に新しいことにチャレンジしていくのが、これから多くの業界に登場するAIと共存する秘訣なのではないかなと、この日経新聞の記事から感じています。

それでは今日はこの辺で

\お読みいただきありがとうございます/

●過去の制作実績はコチラから
制作実績を見る
●グラフィックデザイン、セールスコピーライティングのご依頼はコチラから
お問い合わせフォーム
●Twitter
→@nishi_megumi_24

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA