楽天市場1枚目のサムネイル画像の厳格化に対応なう

先日、楽天市場のサムネイルバナーの規定厳格化に関する記事を書き、今日はその規定に沿うための変更作業をしていたのですが、

(先日の記事はこちらからどうぞ↓)

楽天経済圏は偉大だが、ショップ側は楽天に飼われている身と感じた話

楽天のサムネイルA.I判断ツール、
予想以上にクセもので、作業がなかなか進みません。
要するにあまり賢くありません。
アホちゃんです。

そもそもの発端は楽天市場が2018年1月に行ったカンファレンスで、「シンプルな画像の方がユーザーに受け入れられやすい」と定義。
まずは推奨レベルで出店側に対応を求めていましたが、7月にそのガイドラインを必須化、対応できていない出店者は減点の対象となり最悪の場合、出店停止や退店などの措置が取られます。

新しいサムネイルのガイドラインは、
・文字数20%以内
・枠線なし
・画像背景は単色白背景のみとする
というもの。

さらにこの3項目の中でも、
これはいい、
これはアカン、
という基準が設定されており全ショップがこの基準に沿ったサムネイルを用意しないと減点対象となってしまうということ。

↓良い例の一部

↓悪い例の一部

ただ、今日実際に試してみたところ、上記の3項目の条件を全て満たしていても楽天のサムネイル判断A.Iツールはなかなか◎判定を出してくれません。

この作業、本当にお客様の役に立っているか少々疑問に感じていますが、楽天側のビッグデータが「文字数が少ない方がユーザーに受け入れられやすい」と結論を出しているので我々制作側はそれに従うしかありません。

この楽天の発言、私は今後2つのことを考えなければいけないと感じています。

①楽天市場のサムネイルはデザインで差別化できなくなる
サムネイルのデザインは、先ほども説明した通り
・文字数20%以内
・枠線なし
・画像背景は単色白背景のみとする
の3条件。

ということは、サムネイルのデザインのみで他社と差別化するのはほぼ不可能に近くなります。となると、後は写真の技術と20%にのみにまとめて書くことができるコピーの力。
この2つの技術が優れている出店者が今後楽天で伸びていくはずです。

②この事例は楽天だけではない
シンプルな方が見やすいと感じているのは楽天市場のユーザーだけではなく、全てのオンラインユーザーに当てはまるのではないかと思います。
コピーを書く時は、よりミニマムでマイクロなコピーを書く技術が必須だなと感じます。

色々要素を足して文章を作るより、一言で伝えるコピーを書くこと、今後はここも意識して制作を進めていきたいと思います。

一日中パソコンを見るのには慣れていますが、今日は本当に疲れた・・・。
A.Iならもっと賢く判断してほしい・・・と多少の怒りも感じながら今日はもうシャットダウンしようと思います。

\お読みいただきありがとうございます/

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