先日、旅行のお土産をいただきました。
韓国のフェイスマスクです。
その方のお嬢様(現役女子高生)が私のために選んでくれたそうで・・・
うぅっ・・・
私なんかのためにお嬢様自ら選んでくださったなんて、嬉しすぎる(T_T)
箱の中にはたっぷりと、10枚のフェイスマスクが入っていました。
このマスク、パッケージが3つに分かれており、
・まず左上のSTEP1の美容液を肌につけて
・その後一番大きいSTEP2のマスクを顔全体に貼り付け20分ほど待つ
・その後STEP3のクリームをつけてお手入れ終わり
という1つのシートで至れり尽くせりのお手入れができるという優れものマスクでした。
お嬢様、ありがとうございます。
厚く御礼申し上げます^_^
ところで、何故これを選ばれたのかという理由の方がまたコレすごかった。
「インスタで流行っている。」との理由。
おお、そうでいらっしゃいましたか・・・・。
どうやら最近の女子高生の情報収集は、
旅行に行く際も、行きたい所・食べたいご飯などを全てインスタグラムをチェックしているそう。
私が日常愛読しているような「地球の歩き方」の出番はもうないようです(悲)
写真が素敵なところや、有名なインスタグラマーがアップしているところをくまなくチェックしてそこへ行く、最早旅行の下調べすらインスタグラムに需要があるそうです。
今更ながらすごいねインスタ。
ちなみにこれは余談ですが、
最近の現役大学生が就職先のエントリーをする前は、その会社の情報をYouTubeで確認するそうです。
Youtubeで気になる会社名を検索
↓
その会社の会社イメージ動画を見つける
↓
いい感じであることを動画で確認する
↓
動画を見てエントリーをしようか決める
※動画がない会社は論外
!!
ひと昔前の会社案内パンフレットは、ほぼほぼ過去のものになっているということを突きつけられる話です。
これからは会社案内も動画で確認される時代でございますので、紙のパンフレットと共に(いやひょっとしたらもういらないかも)動画も確実にご用意された方がよろしいかと思います。(ちなみに動画制作のご相談も承っております)
話を韓国コスメに戻します。
このマスクをもらった私は
「お、そういえば韓国コスメ、昔結構好きだったなー。パッケージもかわいいし。そうだ久しぶりにリサーチがてら新大久保に行ってみよう」と
12月30日、葉加瀬太郎さんのコンサートに行くまでの時間を使って、新大久保に行くことを決意しました。
思えばそれが地獄の決意だと露知らずに・・・・・。
12月30日の新大久保は地獄であった
山手線のJR新大久保駅は想像を絶する混雑さでした。
まず、ホームから改札口にたどり着くことができない!
待つこと20分・・・まだ辿り着けない!
あまりにも辿り着けないので、再度山手線に乗り、隣の高田馬場駅へ移動、
そこで降りて新大久保駅まで一駅歩いて戻る事にしました。(今思えばここでやめておけばよかった)
歩く事約20分、新大久保に着きましたが、
人の山!
人人人人人!!!!
人という字が三つ集まると「すごい人」ということを表す漢字を考えたい!!
(木が3本で森というふうに)
あまりの人の多さに新大久保駅の駅員さんが困り果てたアナウンスを繰り返している状況。
まいったな。何か新大久保でお祭りでもやってるんだろうか(やってない)
・・・一瞬ためらいましたが、せっかく久しぶりの新大久保。
韓国コスメのお店だけ行く事にしました。
しかし、歩道に溢れるテイクアウトのホットドッグを待つ人の行列と駅に向かう人、駅から溢れる人に揉みくちゃにされ、
ホットドッグを持って自撮りをしようとしていた女子高生らしき女の子が持っていたホットドッグにぶつかり、終いには着ていたコートにケチャップ&マスタードがべったりと付く始末、
そして、その子が手にもっていたホットドッグが道に落ちる結末・・・。
コートにケチャップつけられたのも嫌でしたが、ホットドッグを落としてしまったことも申し訳なかったので一言謝ろうかな、と思った矢先、いやな予感が。
この人の流れに逆らうと、コートについたケチャップ&マスタードが他の人にも付着するという二次被害の拡大を即座に懸念。
「女の子よ、すまぬ・・・このホットドッグを買うためにさぞかしの時間を並んだのであろうが・・・ごめんね」と
心でつぶやきながら、車道にはみ出て(危険だがこうするしかなかった)コンビニに退避。
コンビニでウェットティッシュを買い、ケチャップを拭きながら
「私、何しに来たんや?クリーニング代増やしただけやん・・・」と自問していましたが、落ち込むのは3分。
気をとりなおしコスメの店、「スキンガーデン/SKINGAREN」を目指しました。
スキンガーデンは新大久保で有名なコスメショップ。
コスメは1階と2階にあり、1階には韓国の食材スーパーも併設されています。
もちろんここも例に漏れず、えらい人。
客層を見ていましたが、ほとんどが学生さんらしき女の子。
すごいな、新大久保よ。
私が以前に来た時は、もちろん年末ではない休日でしたが、ここまですごい人出だっただろうか・・・・、という思い出に浸りながら、恐ろしい人出に圧倒されリサーチどころではなくなってしまいました。
なぜ、韓国のコスメやアーティストの人気は衰えないのか
韓国のコスメやアーティスト、俳優さん・女優さんは近年本当に人気。且つその人気は衰えません。
いつも聞いているラジオでも韓国のヒップホップグループやアーティストの曲をよく耳にしますが、ライブの演出やクオリティも、日本のそれとはまた違う魅力があるようです。
私は行ったことがないので、これは様々なメディアからの情報ですが、韓国のアーティストさんは、汗をギラギラさせて本気のステージを繰り広げるそう。しかもイケメン。
2018年のティーンズ向け雑誌には韓国アーティストが隔月に表紙を飾っていました。
実際韓国のアーティストはその活躍を世界にも広げ、国も政策としても彼らの活動を応援しているそう。援助金なんかもあるそうです。
また「韓国コスメ」の
・パッケージめっちゃかわいい(SNS映えに全く申し分ない)
・しかも安い(マスク1枚100円台から)
・さらに機能も優秀
の特徴を思い出すと、
2017年JKの人気キーワードに「韓国コスメ」が入るくらい女子高生に人気だということにも納得です。
日本の企業が発売しているコスメにはない魅力が、彼女たちの心をがっちりとつかみ、さらには写真映えするという欲求を満たし、そりゃあ人気も衰えぬわけだ・・・。
冬休みに学生さん達が殺到するのも理解できます。
次に来るのは「シカクリーム」
そして今、ブームになっている韓国コスメは「シカクリーム」なんですって。
シカは動物の「鹿」ではありません。
もともと薬局で販売されていた「CICA-CEAR(シカケア)というジェルシートが語源となっているそうですが、インスタやコスメマニアの方の間で静かなブームを巻き起こしており、その使い心地をみなさん絶賛されています。
なんでも肌の損傷改善や再生効果が期待できるクリームで、毎日使うことで、肌の再生能力が上がり、健康的な素肌を作ることができると、人気を集めているそう(この表現、薬機法的にアウトだと思いますが・・・)
私がこの人の波をかきわけ新大久保に行った理由は、このシカクリームを手にいれるためでもありました。
やっとの思いでゲット・・・(T_T)
こちらは2,200円ほどで、韓国コスメの中でも比較的高価なものの部類に入ると思いますが、恐らく日本コスメブランドの高機能クリームだともう少し価格は張るのではないでしょうか。
※Amazonで買うともっと安いよ(T_T)
ちなみに使い心地は、ベタつかず、サラっとしたテクスチャーですが、しっとり保湿してくれる感じ。そして香りが本当に良い!癒されるハーブ系の香りです。
ちなみに一番有名なシカクリームは、Dr.Jart+という韓国のドクターズコスメブランドから販売されているシカクリームだそうですが、これは新大久保でもすぐに売り切れとなるそうなので、Amazonで買うとすぐに手にはいる&安く購入できます(マジAmazonは神)
にしても、たった一つのクリームがこのようにブームになるなんて、韓国コスメの拡散力をすごいと思わざるをえません。
SNS映えするようなかわいいパッケージと、その使い心地。
これが拡散されれば、毎日インスタグラムやコスメ情報をチェックしている女の子は放っておかないはずです。
シカクリームで私の肌が再生されるかはわかりませんが・・・
かわいいパッケージだけでも使うのが嬉しくなるというのが女なんですよ多分。
最初から世界に拡散されることを狙っているような戦略が見える韓国コスメ。
日本ではコスメブランドのイメージ力がまだまだ重視されているように感じますが、若い女の子達の拡散力をもし見方につけられるような商品を企画したら、また違ったブームが起こりそうな気がします。
とりあえず、新大久保はすごい人やった・・・。
もう絶対年末年始には行かないぞ!!!
女の子のブームって恐ろしいな・・・・と感じた1日でございました(←ババア)
今度はフリーランスの特権を活かし(?)平日昼間に行ってみようと思います。
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