新大阪駅で見つけた“コレは響く!”飲食店の看板

実家の用事で和歌山へ向かう途中、今日は大阪へ寄り道。

大阪城公園をお散歩し、梅を楽しんで、
心斎橋に移動、道頓堀のあたりを歩きました。
外国人観光客が本当に多く大阪城公園内には英語のテキストがコンビニにもつけられています。

ところで、
御堂筋線の新大阪駅から
JR新大阪駅移動する地下街の中で、
とても混雑している飲食店が2つありました。
他のお店はガラガラなのに、そのお店2つだけ順番待ちの人がいるくらい。

その二店舗に付いている看板に目にやると
混んでいる理由がなんとなくわかったような気がしたので、今日はその看板のご紹介をば。

こちらは混んでいた海鮮料理のお店。


何屋さんかよくわかる!
(価格も想像できる!)

こちらは混んでいた天ぷらとおうどんのお店。

どんな料理が出てくるのかわかる!
(ちなみにうどんの出汁は絶対関西の方が美味しいと勝手に思っている派)

店員のおっちゃん達素敵!
しかも
「名前を呼んで応援してほしいおっちゃん達です。私たちにおススメを聞いてください!微妙なワガママも言ってみてください」という文章も個性があっていい感じです。

いやー、はらぺこ&時間があったら
このお店に立ち寄りかったのですが、両方とも都合が合わずに立ち寄れなくてとても残念・・・

ちなみに、
この二店舗の真向かいにあるお店。

誰もいない…。

何故だかはわかりません…。

ただ一つわかるのは
ここから見るとビールのポスターしか目に入ってこないということ。

一体何屋さんなのか…、
何の料理を出してくれるのか
パッと見よくわかんない…、
と思われても仕方なさそうです。

そうしてお客様にきょろきょろされているうちに、向かいにある
「安い海鮮丼」と
「専門店の揚げたて天ぷら」
「おうどん屋のおでん」
に足を向けられてしまう…のではないでしょうか。

何屋さんかわからない店と、
「安い海鮮丼」と
「専門店の揚げたて天ぷら」と
「おうどん屋のおでん」が
食べられるお店があったらあなたはどのお店を選びますか??

混んでいると閑古鳥が鳴いているお店の差、
私がたまたま新大阪駅でみ見た店舗は、偶然、そのように見える時間帯だったのかもしれません…が、
繁盛している二店舗は、偶然の混み具合だけではないように思います。

お客様が
「はらへりー!
新幹線乗る前になんか新大阪で食べたーい!」
思った時、
最も知りたいことは、ビールの(味はともかく)メーカー名ではないはずです。

ちなみに、
先程の中で一つ食べたいものをあげるとするならば
私は「おうどん屋のおでん」を選びます。

今日も昼間、創業70年のうどんの老舗、道頓堀の今井


THE元祖ベーシックメニュー、きつねうどんをいただきましたが、お出汁の香りと風味、本当に素晴らしい…。

いやー、本当に美味しかった。
つゆ一滴残らず飲み干しました。

いつ味わっても大阪のお出汁は美味しい。

この出汁で作られたおでん…
想像しただけでも美味しそう、と思ってしまいます。

「おうどん屋のおでん」という
文字を読んだだけで、
一瞬でここまで想像できる人、
私以外にもたくさんいるのではないかと思います。

一瞬で「ブワッ」と脳内に想像できるこの感覚、いつも製作時に持ち続けたい感覚の一つだな、と大阪の町を訪れてそう思いました。

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