ベトナム・ホーチミン訪問記⑳「タクシー」と配車アプリの「Grab」はどちらが使いやすいか?(女性目線)

以前、タイのバンコクを訪れた際、夜に拾ったタクシーに乗り行き先を告げたら「他に楽しいところがあるからそっちに連れてってやる」と勝手に行き先を変更され、全開の関西弁で全力拒否。半ば逃げるようにタクシーを降りた記憶がございます。(よっぽど隙のある日本人に見えたのか…悔しい>_<)

それ以来、若干「東南アジアの車恐怖症」になってしまいましたが、今回訪れたベトナム・ホーチミンには電車や地下鉄がなくタクシーを利用せざるを得ず、現地に着くまで無駄に余計な心配をしながら過ごしていました。

結果、何ら恐ろしいことは一度もなく、滞在の最後の方はまるでキャバ嬢のごとく、夕食を食べるため近距離でもガンガン乗り回して過ごしておりました。

そんな今日の本題は、
ホーチミンで車移動する際にはタクシーと配車アプリのGrab、どちらがオススメか?という話です。

Grabは、Uber同様、アプリを利用して指定した場所まで車が迎えに来てくれるサービス。
マレーシア発のこのアプリ、東南アジアではこのGrabが配車アプリ市場を独占している言って過言ではありません。

(Grabの特徴や目覚ましい成長については、ぜひこちらの記事をご覧ください)

参考 ホーチミンのGrabの進化が止まらないGASKET

私もホーチミンで、タクシーとGrab両方乗りましたが、
結論から先に申し上げると、
ほぼ100%Grabをオススメしたい!と申し上げます。

一般的なガイド本を読むと、タクシーに関する情報が結構なページを割いて書かれています。

ホーチミンで優良なタクシーは、
・ビナサンタクシー
・マイリンタクシー
の2種であること、

メーターの見方はこうだよ、ゼロが省略されているから…うんぬんかんぬん。

英語が通じないドライバーが多いから、ベトナム語で行き先を書いた紙を用意して…うんぬんかんぬん。

など色々解説がありますが、
Grabを使えば、そんな余計なことを気にかけなくても全く良いと断言できます。

「Grab〝も〟オススメ♪」と補足のようにちょろっと書かれているガイド本もたくさんありますが、本ブログでは「Grab〝が〟オススメ!」と書きたいと思います。

Grabをオススメしたい理由1
乗車時に行き先を告げなくても良い

タクシーの場合、乗車時に当たり前ですが行き先を伝えなければなりません。

当然ベトナム語で住所を伝えることなんぞできないわけなので、スマホをドライバーさんに見せるわけですが、Grabの場合は最初から行き先をアプリで指定した上で車が来てくれるので、乗車時に行き先を伝える必要がありません。これだけでも幾分か楽に感じます。

Grabをオススメしたい理由2
タクシーより割安である

乗車料金はタクシーよりGrabの方が割安です。

私は1区から7区までタクシーとGrab両方乗り比べてみましたが、同じ距離でもタクシーだと約14万ドン(日本円約700円)、Grabだと9万5,000ドン(日本円約470円)でした。

元々ホーチミンのタクシーは、日本に比べるととても安い金額で乗車することもできるのですが、Grabはさらにタクシーよりも割安で乗ることができます。
(ただし、朝夕のラッシュ時などは金額がやや高くなります)

ちなみに、Grabは配車予約時に人数に応じた車種を選択することも可能。この中にはバイクもあります。バイクの場合は更に割安、車の70%ほどの金額です。

Grabをオススメしたい理由3
降車時にお金を支払う必要がない

Grabの場合、あらかじめアプリにクレジットカードの登録をし、そこから引き落とされますので降車時に現金を支払う必要はありません。

「タクシーの運転手さんに財布の中身を見られないように」なんて注意書きがされているガイド本も見かけますが、そんな余計な心配をする必要もなく、ゼロの桁数が多いベトナム紙幣を間違えないようにもたもたして支払う必要もありません。
目的に着いたら降りるだけです。降りたらすぐにレシートがスマホに通知されます。

Grabをオススメしたい理由4
運転手さんの感じが良い

一概には断言できないかもしれませんが、全体的にドライバーさんは若い方が多く非常に良い印象です。

また運転席には100%Googleマップ搭載のナビがついており、走行中も確認して走ってくれますし、こちらも今どこを走っているのか確認できます。

滞在中、とあるタクシーに乗った時は、タクシーの運転手さんがイマイチ目的地をしっかり把握してくれず、ナビも使う気になってくれず、途中警備員さんに道を尋ねていました(今思うと距離を稼がれたかな?)

またGrab利用時は現地ドライバーと通話しなければならない、なんて記事も見かけますが、私の利用した範囲に関して言えば、そのようなことは一度もありませんでした。
よほど複雑な場所で呼んだ場合などを除き、現地ドライバーと通話する必要はないのでは、と感じています。

こんな感じでとても使いがいのあるGrab。
使わない理由はほとんどないのですが、ここで敢えて要注意ポイントも書いておきたいと思います。

アプリのダウンロードとクレジットカードの登録は日本で完了しておいた方が良い

クレジットカードの登録には、スマートフォンのショートメッセージでワンタイムパスワードの受信が必要ですし、クレジットカードのWEBログインのIDやパスワードの入力を要求されます。

渡航前にアプリの準備を済ませておくと安心です。

安心でめっさ便利だけど海外でタクシーに乗っているという自覚は忘れない

運転手さんの感じも良く、事前に行き先も登録しているし、お金を用意する心配もいらないGrabですが、「海外でタクシーに乗っている」という自覚は、特に女性一人で乗る場合はどんな場合も、朝昼夜を問わず絶対に忘れてはいけません。

乗車中にスマホをずーっと見ていたり、気を抜きすぎないように乗車することがやっぱり最低限必要です。(まじで乗車中にスマホ見続けても、眠っても大丈夫なのは、日本だけです)

以上、若干タクシー恐怖だった私が、ホーチミンのタクシーとGrabを一人でガンガン乗り回した率直な感想でした。
次回はGrabバイクにもチャレンジしたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

\お読みいただきありがとうございます/

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