「売上を減らす」経営を貫く京都のステーキ丼専門店 佰食屋さんに行ってきた話

先日京都を訪れた際、以前から訪れたいお店に念願叶って行ってきました。

本ブログでも以前にご紹介した
国産ステーキ丼専門店
「佰食屋」(ひゃくしょくや)さんです。

「売上を減らす」ことで人生を豊かにする飲食店オーナーの経営方針とは 佰食屋の採用方針に学ぶ、「優秀な人材」とはどういう人なのか?
  • 営業わずか3時間半
  • どんなに売れても100食限定
  • 飲食店でも残業ゼロ

など、店の売り上げを増やすより、従業員の自由な時間を優先する新しい働き方を目指した独自の経営哲学で、多くの人の共感を得てメディアにも度々取り上げられています。

私は佰食屋のオーナー、中村朱美さんの著書「売上を減らそう」を昨年拝読して以来、中村朱美さんの考えに深く共感してしまい、その時から「今度食べに行く!」と決めながら過ごしていました。

「売上を上げる」ことについて書かれた本は星の数ほどありますが、逆の「売上を減らす」ことについて書かれた本は前代未聞です。

営業時間はランチタイムのみ、
午後は翌日の仕込み

なので17時〜18時頃には全員退社。
長時間労働が当たり前とされている飲食業界でも「ホワイト」な働き方を実現しています。

この本では、必要な売上を確保しながらも過度な残業や無茶なノルマを課すことなく、お店も働く従業員さんもハッピーに過ごして、ライフワークバランスをキープするためのヒントが書かれているのですが、

私自身と、そして飲食店で働く夫のことを振り返りながら読んでいました。

ちなみに本書は、
ビジネス書グランプリ2020にてイノベーション部門を受賞しているのですが、まだお読みでない方はぜひご一読いただきたいと思います。

さて、そんなわけで今回ついにこの佰食屋さんへ訪れてきましたので、今日はその一部始終を記録しておこうと思います。

先に結論を書いておくと、

ステーキ丼は本当に美味しかった!

ますます応援したくなった!!

この2つでございます^_^

朝9時30分にお店へ行き、整理券を受け取ります

「どんなに売れても100食限定」なので、連日営業時間中でも売切れが当たり前の佰食屋さんのステーキ丼。

なので確実にいただくために朝9時30分に一度お店へ伺い、時間指定の書かれた整理券を受け取ります。(ネットでの座席予約などはなし)

私が行った時は、まだどの時間でも予約OKとのことなので、13時の整理券をいただき、13時前に再びお店に戻ることに。

「思ったよりすんなりゲットできちゃった^_^そんなに混んでないのかな?」と思いながら13時前に店舗に戻ると、

予約したお客様で
店内はいっぱい!

加えてテイクアウトのお客様もお越しになるので、キッチン側に立つスタッフさんはフル回転です。

しかし、決して雑ではなくお一人づつ丁寧に対応してくださるスタッフさん。

メニューは看板商品の国産ステーキ丼の他、ステーキ定食、限定20食の国産牛ハンバーグ定食大きく分けて3種類のメニューがありますが、私は迷うことなく看板商品の国産ステーキ丼(1,000円+税)をオーダーです。

ステーキ丼は本当に美味しい!!!

待つこと10分ほどで目の前に念願のステーキ丼が。

最近年のせいなのか(汗)、ステーキにがっつけなくなった胃袋ですが、それでも本当に美味しく決して脂っこくなく、めちゃくちゃ美味しくて、あっという間に完食してしまいました。

お店自体の経営方針が話題になる前から、既に行列ができていた理由がわかります。

ちなみにドライガーリックと、ステーキソースは自由に追加が可能です^_^

混雑した店内でもスタッフさんの声がけと落ち着いた接客が印象的でした

食べている間キッチンを見ていると、スタッフさん同士で声がけをし、混乱することなく常に安定したオペレーションをしていることがとても印象的でした。

またオーナーの中村朱美さんの著書に「決められたことをきっちりこなすことができる人」を採用しているというくだりがあります。

なので、
とんでもなく元気な挨拶や、過度なサービスがない代わりに、混み合っている店内でも慌てることなく落ち着いて接客をしている姿に安心を感じました。

「ホワイトな飲食店」のためにこれからも応援したい!

順調に見える佰食屋さんでも、今年2020年の新型コロナウイルスの影響で、展開していた4店舗のうち2店舗の閉店を決めるほど大変な困難に直面し、放送されたテレビ番組で苦しい心の内を吐露されていたオーナーの中村朱美さん。

参考 逆境こそ飛躍のチャンス~コロナ禍のリーダーと社員たち~NHKクローズアップ現代 参考記事のタイトルとURLを入力してください

地元に愛されるお店としてもう一度原点に立ち返り、たくましく経営を続けていく姿に、同じ女性としてとても勇気をもらいます。

・・・とここまで色々書いてきましたが、
純粋にステーキ丼は本当に美味しかったので、京都にお立ち寄りの際はぜひ一度足を運ばれてみてほしいと思います^_^

MEMO
佰食屋
住所:京都市右京区西院矢掛町21シュール西院1F
(阪急電車京都線「西院駅」から徒歩5分
営業時間:11時〜14時半(LO)
定休日:水曜日
https://www.100shokuya.com/

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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