「喋らない」ことで売上を伸ばしている美容室さんの話

先日、日経新聞に面白い記事が乗っていました。

それはコチラ↓

参考 話しかけてこない美容室 気遣いいらず、感染リスクも減日経MJ

男性用美容室のPERCUT(パーカット)がリリースしたアプリの話です。

このアプリを使うと、
日時の予約だけではなく

カット前のヘアスタイルの要望や、
スタイリストの指名、

さらに、
店内でスタイリストとの
会話の有無も
事前選択OK。

会話をしたくない人は、店内でほとんど会話をすることなく過ごせます。

アプリで全ての要望を事前に選択できので、スタイリストの変更など伝え難いこともタップ一つで操作でき、そして何と言っても“コロナ対策”として好評で、利用者が増加。

特に男性は、
その中でも特に若い人は、

「美容室で会話をしたくない」

と考えている人が多く、
会話の有無を事前に選択できることはとても需要があるそうです。

続けて記事の中では、
このように解説されています。

筆者の感想だが、今どきの若者はコミュニケーションの中心がスマホになり、非音声通話のLINEなどになっている。

仕事もコロナの影響で非音声が当然となった。

だからこの店のように若い顧客の多い店は、さらに加速度的にこのようなアプリを使ったIT化が進むだろうと思う。

私たちの時代と違って、
若い人たちは、幼い頃からテキストのみで会話する日常に慣れているので、そもそも会話をしない人が多いのではないか、という推測です。

そーいえば、
昔も今も同じかもしれないけれど、

おっさん、おばはんの方が
よう喋る。

私がまだ20歳の頃、
会社で40歳以上の社員さんに、仕事終わりに食事によく連れて行ってもらったけれど、

まあ、おっさん方は
よく喋っとりました。

これは超余談ですが、
私がまだ毎日可愛らしい格好をして会社に行っていた若い頃、お付き合いしていた男性にフラれてしまい、失意のどん底で会社に行った時、

元気のない私を励ますために焼肉に連れて行ってくれた当時45歳くらいのおっさん、いや営業部の社員さん。

しかし焼肉店では、
励ますどころか

つい最近、
自分の直近の不倫話を語り始め、「自分はこの年でもモテる」ことを2時間程ずーっと喋っていたのは、今思い出しても笑えてきます(笑)。

牛タンとカルビ、ロースの後にハラミを食べながら、
(不倫話を堂々とよう喋っとるなー・・・)
と心の中でずっと思っていました。

焼肉はご馳走になったので、
お腹はすっかり満たされましたが。

はっ!!!
話が随分と外れてしまいました。

先日も別の記事で、車を購入する若い人の話を書きましたが、

車に全く興味のなかったZ世代が車を購入に殺到している理由

若い人たちは興味がないから利用しないわけではなく、

大人が作った
今までのシステムが
利用しにくいだけ

と改めて感じます。

なので、

若い人に
利用してもらいたいのであれば、

やっぱり彼らのことを
リサーチするべき

なんですよね。

ちゃんとリサーチした上で、
適切なサービスを提供する

当たり前のようですが、
大事なことだと思える参考記事です。

そして彼らは、無口で一見何にも興味なさそうに見えても、やっぱり自分の好きなことには時間やお金を使うし、ちゃーんと内に秘めている夢や希望もあることを忘れないようにしたいと思う今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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