便利な世の中だからこそ不便なものに魅力を感じる話

先日、ボサーっとネットニュースを見ていたら、こんな記事を見つけました。

それはコチラ↓

参考 手紙でしか予約できない宿なのに…コロナ後もお客が途切れない理由 「パソコンよりも便利なんです」Yahooニュース

岩手県の郊外、野田村にあるお宿「苫屋(とまや)」さんのお話です。

数年前から度々メディアでも取り上げられているので、ご存知の方も多いかもしれません。

このお宿は、
築160年の古民家を利用し、ご夫婦2人だけで営業。
3部屋しかない小さいお宿です。

経営するご夫婦お2人が無農薬・不耕起で育てた野菜を使った創作料理を、本物の囲炉裏端でいただける、夏でも冬でも心温まる宿泊ができるとして、国内外に熱狂的にファンを持ち、年間を通じて予約はいっぱいだそう。

また、その予約方法も
非常にユニークで、
2021年現在も
手紙のみ

インターネットでもなく、
電話でもなく
手紙のみ

で宿泊予約を受け付けているそうです。

このお宿の営業スタートから電話回線は引かれておらず、そのまま現在まで手紙やハガキだけで予約を受け付けています。

にも関わらず、予約客は途切れることなく、コロナ禍でも常に予約は満室。

この「不便」とも言える予約方法が

本気で宿泊したい

と思う人を集め、
滞在を通じてファンになり、口コミがどんどん広がり、現在でも満室が続くお宿になっているんですね。

もしかしたら、
実際には既に電話を引ける環境にあるかもしれませんが、こうやって昔ながらの営業を続けることが、話題になる一例かと思います。

私もそうですが、
事業主、特に会社の経営者の方などは、普段から常に、最新で先端であり、数字を追い求め、便利なシステムを作り出すことを仕事にしています。

だからこそ、伝統あるものだったり、昔ながらのものだったり、人とのコミュニケーションだったり、多少不便なものに魅力を感じるのではないかと思います。

流行に流されず、
一つの信念が

人の心を動かし、
コアなファンを作る
んだな、と改めて感じた記事でした。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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