仕事中ラジオを聴いていると、ネットフリックス(ジャパン)のCMが流れてくるのですが・・・、
ものすごい
違和感を感じる
のは私だけだろうか?^^;)
批判的なことをあまり書きたくないのだけれど、あまりにも個人的に「?」となったので、今日はその違和感について書き留めておこうと思いますm(_ _)m
その違和感の源は、
ネットフリックスジャパンが掲げている
退屈は犯罪です
というキャッチコピー。
退屈に慣れ切った人々が溢れる世の中。
ある日、世間を揺るがす事件が起きる。
混乱が渦巻く捜査の中で判明していくのは、
Netflixについての安心で便利な情報だったーーーー。
Netflixに関する未解決な疑問に。
Netflixの説明ガイド公開中!#退屈は犯罪です #Netflix#Netflixヘルプガイド— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) July 28, 2021
おおまかに説明すると、
退屈な時間を過ごしているのに、ネトフリに登録するのはめんどくさい、クレジットカード持ってないから見れない、と思っている人に対して、それを解決する警察屋さんや刑事さんが登場して、犯人(退屈な人)を説得する・・・という内容なのですが、
退屈って
そんな犯罪並に
悪いことなん?
と純粋に感じてしまい、
久しぶりにずーっと違和感を抱いてしまっています^^;)
かの有名なキャラクター、
ルパン三世も
“怖いのは死ぬことじゃなくて
退屈なこと。”
という名言を残していますが、
↑この言葉と
「退屈は犯罪だ」は
ちょっとニュアンスが違うのでは・・・、
と感じるのは私だけかな?
“犯罪”
という言葉は非常に強烈で
インパクトを残します。
しかし、
ワードとしてはちょっとネガティブでもあり、人によっては“煽り”を感じるように聞こえるかもしれません。
なので、賛否両論が巻き起こっても多くの人が、CMに注目が集まれば企業側はそれで大成功なんだと思いますが、個人的には、
もっと他の言葉
なかったんかい?
というのが率直な感想。
アメリカ・ネットフリックスの“カルチャーガイド”が、「シリコンバレーから生まれた最高の文章」と言われるほど素晴らしかっただけに、ちょっぴりがっかりしています^^;)
Netflixのカルチャーガイドが痺れるほどすごい内容だった話さてさて、
個人的な感想を書いてしまいますが、私自身は“退屈”を犯罪だとは思っていません。
むしろ、
退屈な時間が
生活を豊かにする
と思っています。
退屈な時間にこそ、
- 新しく何かを始めるきっかけになったり
- 仕事のアイディアが浮かんだり
- 思いがけず良い出会いがあったり
するものです。
パソコンやスマホでメッセージやSNSを閲覧するのをやめて、読めなかった本を読んだり、散歩したり手紙を書いたりすると頭が活性化される気がします。
それこそネトフリで映画を見てもいいですよね。
退屈な時間を活用することで、
仕事でも本当に良い結果が残せる
ようになります。
そして時には、
ぼんやりと何もしない時間を
作ることも大事です。
そして
人が何にいくら時間を使おうが、その人自身の自由です。
1日退屈してゴロゴロ寝ていても別に犯罪じゃないし、それで本人が幸せなら一番いいわけです。
↑こちらは有名な児童文学「モモ」ですが、本書には、何もしない時間を持つことの大切さや、常に忙しく動いていることが人の心にもたらす影響について書かれています。
忙しい大人の人にこそ読んでほしい児童小説「モモ」の話とても良い本なので、忙しく働いている方にこそぜひお読みいただきたい一冊なのですが・・・、
なのでなおさら
退屈な時間は
犯罪=悪に等しい
と決めつけたコピーに
ますます違和感を覚えてしまうんですね^^;)
退屈な時間こそ
金メダル
です
(このコピーもちょっと陳腐ですが^^;)
“多様性”という言葉を最近ますます耳にするようになりましたが、時間の使い方も人それぞれ。
退屈な時間を過ごすのも、人それぞれです^_^
忙しくしても、退屈しても
楽しい人生を過ごせれればと思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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