どんな人にでも幸せに働ける環境がある話

京都に
どんなに売れても
1日100食しか販売しない
ステーキ丼のお店があります。

既に各メディアでも取り上げられている
「佰食屋」さんという有名なお店で、

京都の西院駅から距離があり
住宅街の中という立地にも関わらず、
連日いつも満員という店舗です。

 

営業時間はランチの時間のみ。

整理券の配布は9時半からですが、
早めに行かないとあっという間に
満席となってしまう人気ぶりです。

んで、その「佰食屋」さんの
オーナーの中村朱美さんが、
お店で働く従業員さんについて
こんなインタビューに答えていらっしゃっいました。

参考 シングルマザーや障害者、元受刑者を雇ってきた京都のステーキ丼屋が「従業員は名前で呼び合う」その理由 CHANTO WEB

佰食屋さんのお店で
従業員さんを雇う時は

リーダーシップがあって、
よく気がついて、
コミュニケーションが得意で、
笑顔で接客ができて、

…という
いわゆる
「デキる人」だけを雇わない

という方針だということ。

今いる従業員の人と一緒に
仕事ができること

自己表現は苦手だとしても
真面目に真摯に仕事に向き合えること

を採用の時に重視しているんですね。

求人もハローワークでしか
行っていないので
シングルマザーの方や
事情があってなかなか一般の会社で
うまくやっていけない方、
障がい者の方、

中には
刑務所から出てきたばかりの方や、
字の読み書きが難しい方など、

いわゆる「就職弱者」と
呼ばれる人達が
応募に来るそうです。

でも皆さん
真面目に働きたい
思っている。

その気持ちを重視して
採用するのだそう。

毎日100食しか販売しない。
だから物覚えが悪くても大丈夫。

ちゃんと決まったことを
毎日真面目にこなせばいい。

このように
売上を上げることをミッションに
しているのではなく、

従業員の方が幸せに働けることを
ミッションしているんですね。

もう一つ「なるほど」と思ったことが
従業員の皆さんが下の名前で呼び合う理由です。

単に仲良くなるための目的ではなく、
家庭の事情などで苗字が変わったりする方も
働いているので、その従業員の方達が
イヤな思いをしないように、
という配慮なのだそう。

ちなみに私も以前に京都を訪れた時、
運良く整理券をゲットできたので
いただいてきました。

店内はとっても混み合っていたので
ゆっくりくつろぐことはできなかったけれど、
ステーキ丼自体は本当に美味しく、
また訪れたいと思うランチをいただきました。

 

このような中村さんの
思いを改めて読むと、

人それぞれに
役割がある

と本当に思います。

仕事ができる、

コミュニケーションを取ることが得意で
常に気が利く、

ハキハキと接客ができる、

それだけが偉いんじゃない
んですよね。

どんな人でも
人生を豊かにする
働き方がある

と改めて思う今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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