エストニア訪問記<お店編②>Made in Estoniaの可愛い雑貨が見つかるお店

エストニアの滞在時には、電子政府のショールームやスタートアップコミュニティ、法人設立をサポートする弁護士事務所など、通常の観光では絶対に見ることができない、貴重な視察の機会をいただきました。

ですがフリータイムに街中を歩いていると、歴史のある建築物や、北欧らしい雑貨を扱うお店、趣のある素敵なレストランやカフェなど、素敵な出会いもたくさん。
エストニアを訪れる前に、この国が行なっている最先端の取り組みについてはある程度予習をしていきましたので、紙の製品など一つもないのでは・・・など少し極端な想像すらしていましたが、実際にはアナログ的で心温まるデザインにもたくさん出会うことができました。

もちろん、どの国にも最先端の取り組みと昔からの文化が入り混じっているところは勿論あると思いますが、
行政システムがほぼ100%オンラインで完結する傍ら、古くから残る建築、ハンドメイドで作られた雑貨や衣類、ファブリックなど、古くから残る文化もまだまだたくさんあるという、ギャップを今回目の当たりに感じ、本当に面白いユニークな国だなと思ったのが、私がエストニアに抱いた印象の一つです。

今日はエストニアの旧市街地で見つけた、メイドインエストニアの雑貨が見つかるお店をご紹介します。

エストニアの若手デザイナーが作った雑貨に出会える“Oma Asi”

旧市街地の中にある、私が以前から行きたいと思っていたデザイン雑貨のお店、Oma Asi(オマアシ・エストニア語で「私たちの物」という意味)。
こちらは2010年にオープンした新しいお店。
建物は旧市街地の雰囲気に合う外観ですが、売られている雑貨はユニークなものばかり。

ここではエストニアの若手デザイナー約60人が作った雑貨などが販売されています。

エストニアでデザインされた可愛いノートブック。
“紙のいらない国”と言われているのに雰囲気のあるクラフト紙のノートと、削らなければ使えない鉛筆のセットです。
ブルーライトで疲れた時、タブレットの電源がなくなった時にはやはり紙とペンが最強、と何だか説得されるような一品でした。

こちらは動物のプリントが印象的なショーツ



封筒型の可愛いパッケージに入っています。

他にも面白いデザインのアクセサリーやファブリック製品、レザー小物、食器などハイセンスな雑貨が狭い店内にたくさん。
日本からのインスピレーションを受けたような折り鶴をモチーフしたピアスなども販売されていました。

他の北欧の国のように温かみがあるデザインの中にも、どこか洗練されていてシャープでスマートな雰囲気のものが多く、可愛い中にもエッジが効いていて美しいデザインが多い印象です。

こちらのショップのオーナーさんはまだ若い女性のよう。
どこにでもあるようでないような、独特で素敵なデザインが並ぶのもエストニアのデザイナーが持つ感性の一つなのではないかと思います。

MEMO
Oma Asi
住所:Saiakang 4
ラエコヤ広場からすぐ。市議会薬局の隣にある細いトンネルをくぐってすぐ右側にある小さいお店です。ピンクの壁が目印。

Oma Asi 2号店
旧市街地の入り口、ヴィル門のすぐ隣に2号店があります。アイテムはほぼ同じですが、雰囲気や取り揃えている商品も違うのでこちらの2号店もおススメです。

公式サイトはコチラ

他では感じられないエストニアのデザイナーが持つ独自の感性を感じることができるユニークな店内。
次回訪れた時もぜひ覗いてみたいお店の一つです。

それでは今日はこの辺で。

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