自分の仕事にストーリー設計が大切な理由

“ストーリー設計”
“ストーリーブランディング”
という言葉を最近よく耳にします。

先日も“ストーリー設計”は大事!と聞いたばかり。

というのも、
様々なサービスや情報が溢れかえっているこの時代に
「あなたから買いたい」と言ってもらうために
「○○と言えばあの人」と思い出してもらうために、
“ストーリー設計”をすることは、非常に大切なことだと言われています。

“ストーリー設計”を至極簡単に説明すると、
その名の通り
「自分の商品、サービスを売っている理由を語る、
誰にでもわかる小説のような物語を作る」
ことという感じでしょうか。

詳しくは
ストーリーブランド戦略(ドナルド・ミラー著/ダイレクト出版)にわかりやく解説してあります。
お読みでない方はぜひご一読を♪

ストーリーという形式は、自分独自の価値観・世界観を語る上に欠かせない非常に強力なツール。ストーリーお客様の心に響けば、上記にも買いた通り「あなたから買いたい」「○○と言えばあの人」となるようにたくさんのライバルの中から選ばれる会社・人になること間違いなしです。

ところがこのブランド設計、
片手間ではできず、じっくり自分と向き合うことも必要な作業&常に語れる練習をしないとなかなか相手に伝わらない・・・。

私も自分自身のストーリーを設計し、時には見直してアップデートしていますが、自己紹介の場所をいっぱい作って相手に語ることを怠っていると恐ろしいほど自分のことを語ることができなくなります(怖)
なのでこのブログは自分自身を省みるブランド設計の一種だとも思うようになりました。

ちなみに
私が今の仕事、グラフィックデザイナーを志したのは高校生の時です。
もう顔を覆いたくなるくらい恥ずかしい思い出話の類になってしまいますが
せっかくなので少々語ってみることにします。

高校3年生の時、当時同じクラスにバンドを組んでいた友達がいました。
ある日、その友達のバンドのメンバーが抜け「新しいメンバー募集のチラシをスタジオに貼りたいんだよねー」という話を聞いた私は、家でそのメンバー募集のチラシを描き、翌日その子に渡したことがデザイナーの道を目指すきっかけです。

その時、その友達が本当にめちゃくちゃ喜んでくれた。
そしてそのチラシで実際に応募の電話(当時電話しかなかった)がかかってきたんですね。

それまで特に「家族以外の誰か他人に喜んでもらう」(家族にも大して喜んでもらった記憶はないが)という経験がなかった私は、物を買ってプレゼントを渡す以外に、自分自身が作るものがこんなにも人を喜ばすことができるのか、という体験に当時かなりの衝撃を受けたのです。

・・・遠い昔の恥ずかしい話で恐縮です(汗)

しかし私は
今も当時体験した「人を喜ばせる」衝撃を忘れたことはありません。

その後、デザイナーとなり、

デザインは自分の作りたいものを作ることではない、
それを必要としているお客様には売上が必要ということを知り、

「デザインは綺麗なだけではなく
売上や反応をあげることが大事」という意識に変わり、

その結果
「売上を上げることで、クライアントに喜んでもらう」ために
デザインを作る、文章も書く、ということに現在も繋がってきています。

・・・
上の文章をビジネス向きに使う場合、改善+深掘りが必要ですが・・・。

自分を省みるためにも、
ストーリーを作ることは非常に大切です。

「なぜこの仕事をやっているの?」と質問された時に
・儲かりそうだから
・楽そうだから
・前の仕事が嫌だったから
以外の理由を、すすすっと語れると素敵ですね。

ちなみに
このストーリーを設計する作業、もちろん自分自身のためにも大切なことですが、文章を作る時、デザインを作る時、あとこの人と仲良くなりたい♪と思う時に、相手に対して逆にストーリーのことを質問をすることも、とても大事だと思うようになりました。

いいお話を聞くことができると相手との距離が縮まり、制作をする時にも込める熱量が何倍にもなります。

素敵なストーリーを持っている方と、仕事はもちろんプライベートでも出会いたいな、と思います。

それでは今日はこの辺で。

ーいつもお読みいただきありがとうございますー
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