Interop Tokyoで空中に浮かぶサイネージ“3D Phantom®”を見てきた話

先日、幕張メッセで開催されていたInterop Tokyoのデジタルサイネージ展に少しだけお邪魔してきました。

これから登場する5Gを見据えた技術や、
既に登場している8Kディスプレイを使った製品などがたくさん。
先端の技術に触れることのできた貴重な機会になりました。

こちらは写真ではなく、動画が再生される8Kディスプレイ。
月並みな表現で申し訳ないが、
まじで実物のごとく美しい。

さきほどの山と花の写真なんぞ、花に触れることができるのではないか・・・と思うほどの美しさです。
「絵や写真を飾る」から「動画を飾る」時代が来るんだな、としみじみ。
しかもこちらの動画コンテンツは、ハードウェアなどに接続して再生しているわけではなく、クラウド上に上がっているファイルを読み込んで再生しています。

さてそんな中少しうろうろしていると、何やらすごい人だかりのブースが。

空中に車や人などが浮かび上がっています。
これがウワサの3D映像を空中に投影するホログラム広告、
「3D Phantom®」

こちらの仕組みは、
デスク用のミニ扇風機のような回転するプロペラが発信しているLED光源が、3D形成されたビデオ・画像を表示するように設計されており、特に特別なメガネなどを装着しなくても肉眼でその表示が楽しめるというもの。

↓こちらが実際の動画です。

「3D Phantom®」の公式サイトによると今年2019年12月以降、Wi-Fi接続を介してコンテンツがアップロードされる予定なんだとか。ネット接続さえあれば、特にデバイスを設置しなくても常時表示が可能というわけ。機器自体も軽く、場所も取りません。

最近ではJR品川駅で実験的な展示が行われた他、ブースにいたご担当者のお話では新宿のドン・キホーテさんのディスプレイにも採用されたそう。

・・・そういえば、2月に訪れたエストニアの空港でも同じものを見たような・・・。

(↓斬新だったエストニア・タリン空港の記事はコチラをご覧ください)

エストニア訪問記<空港編>新旧の文化が入り混じった不思議なタリン空港

唯一の弱点は
「スマホで写真・動画で撮る場合は、角度によって羽が見えまくるのでインスタ映えしない」
という点だそう(ブースの担当者談)

・・・確かに。
実際に見るとすごいけど、写真に撮ると何だかよくわからない物体になっています。
でもこの点もどんどん改良されて、いずれはスマホで撮影した時にも鮮明に写ってくれるんだろうなと思います。

「3D Phantom®」を開発した株式会社Life is styleの代表、大貫誠さんは、
「人に感動を与える企業」でありたい、
「どうやったら感動を与えることができるのか?」
を常に意識し、
その上で
何よりも「創業者である自分自身がどれだけ楽しんで事業を行っていくか」ということを、本当に大切だと思いながら日々事業に取り組んでいるそう。

どんなに最先端の事業を行う会社でも、
「人に感動を与えたい」と思う姿勢、
「楽しんで事業を行う」という一番大事な姿勢を持っていることにも、少々感動した今回のデジタルサイネージ展。

私のやっていることはコレに比べるとだいぶアナログ感が強いですが、
「人に感動を与えたい」と思う姿勢、
「楽しんで事業を行う」という一番大事な姿勢
は忘れずにいたいな〜と思います。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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