靖国神社のお茶会に参加してきた話

昨年末から参加している“ビジネス茶道”の水上先生にお誘いいただき、靖国神社の史緑茶会に参加し、お茶をいただいてまいりました。

“ビジネス茶道”のお話はコチラからどうぞ↓

「ビジネス茶道(特別編)懐石秘密箱」に参加してきた話 ビジネス茶道をおすすめしたい3つの理由 “ビジネス茶道”で感じた一期一会の大切さ 今日もビジネス茶道で心の栄養と休息をいただいてきた話

日差しは明るく春のようですが、気温は少し低く3月らしい気温の中久しぶりの靖国神社に。

まずは神様にご参拝。

靖国神社の中にお茶室があるとは存じていなかったので、お誘いいただいた時はびっくりしました。

本殿の右手を奥の方へ進み、休憩所を通り越し更に奥へ進んでいくと、素敵な庭園が見えてきます。

その庭園の向こうに、お茶室が2つ。
どちらも昭和30年代に建てられてたそうです。

今回は昭和36年に建てられた、洗心亭でお茶を頂戴してきました。

10時開始とのことで、少し早めに到着したつもりだったのですが、既に多くの方でいっぱい。私は今回初めての参加だったのですが、大人気のお茶会のようです。1時間ほど待ちましたが、私のすぐ後ろに並んでいた方が偶然にも以前“ビジネス茶道”の会でご一緒だった方なのでお喋りしながら楽しく待たせていただきました。

男性も女性も、お着物姿の方でいっぱい。とても華やかな雰囲気です。

ところで、
お着物は本当に素敵ですね。
私も未婚の時は友人の披露宴にもよく振袖を着て出かけましたが、結婚後はもっぱら洋服やスーツに。でもどんなに高価な洋服でもお着物の魅力には敵わないでございます。

「実家にしまってあるあの着物の袖を何とかせにゃ・・・」などと思いながら、周りの方々がお召しの帯と生地の素敵な組み合わせや、胸元にお懐紙をしまう仕草などなど、きょろきょろしながら待たせていただきました。

こちらが実際のお茶室にある躙口。

いつも参加している“ビジネス茶道”は躙口のあるお茶室ではないため、本当の出入り口を拝見できて感激です。確かに刀を携えては入れません。本当に小さい扉です。

お茶室内の写真は撮影しませんでしたが、10人程で和やかなムードの中、お菓子とお茶をいただいてきました。

今日のお菓子は、名店“うさぎ屋”のお菓子。餡子は本当に美味しかったです。(ちなみに“うさぎ屋”さんのどら焼きは本当に絶品。あれ以上のどら焼きは多分ないです)

そして、その後にいただくお茶の美味しいこと・・・。
本当に美味しく感じます。

私は本格的なお茶道の教室に通っておりませんので、分かったようなことを書くのは大変憚られますが、お茶の器を拝見することや、お菓子のデザイン(という表現が正しいのかわからないけど)を見ることをいつも楽しみにしています。

少し話が逸れますが、
もう10年以上の前に、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で、京菓子司・山口先生が取り上げられたことがありました。

今、私が普段口にするようなお菓子は、ぽいぽいとすぐに口に運んでしまいますが、お菓子だって一期一会。
お茶会で出される菓子は、単なる添え物ではなくお茶会を開催する亭主の方が、どのような趣向でその会を催すのかをお客様に伝える役割があるそうです。お菓子にも人と人をつなぐ役割があるということですね。

しかも食べるのは一つだけ。
食べたら終わり。残らない。
だからこそ山口先生は、1回1回の注文、1個のお菓子に真摯に向き合い、誠意を尽くして作ることが本当のプロフェッショナルの仕事ではないか、と当時放映されたその番組で述べられていました。
本当にクリエイティブな思考です。

話をお茶会に戻して・・・
今回、お弁当もいただきました。

茶巾寿司のセット^_^
庭園のベンチに座っていただきました。
(↑食べてばかり)

1本だけもう咲き始めた桜の木。
あと2週間もすれば靖国神社も桜が満開になるのかな。

帰り道の千鳥ヶ淵。
まだ何も咲いていませんでしたが、こちらももうすぐ賑やかなムードになるんでしょうね。

少し肌寒かったですが、春を感じる1日。
とても素敵な日曜日になりました。

“ビジネス茶道”の水上先生にはお誘いいただき感謝申し上げます。
(今日も素敵でつい見とれてしまいました///)

明日からも仕事頑張るぞー。
それでは今日はこの辺で。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA