キャッチコピーが商品名のようになっているパッケージデザインを探してみた話

自宅兼事務所から電車で二駅ほどの場所にある、JR常磐線の柏駅。

この柏駅前にはデパートの高島屋が昔からあるのですが、少し前にリニューアルされ、食品や生活雑貨のお店が増えて、私の「お気に入りリサーチスポット&お買い物スポット」に。

・高級食材を扱う「成城石井」
・自然派食品を扱う「エフアンドエフ」
・ドラッグズトア「トモズ」
・スイスのチョコブランド「リンツチョコレート」
などなど、いつものスーパーに比べちょっとアッパーな価格帯の商品が並ぶショップが1フロアに揃っています。

先日も隙間の時間を利用して、面白いパッケージを探しにぶらっと店内にお邪魔してきました。

季節柄や最近のご時世から、花粉症や免疫アップが意識された売り場作りが進んでいるようです。

最近売り場を見ていてよく目に留まるのは、
商品名だけのものよりも、キャッチコピーが大きく扱われているパッケージデザイン。

商品名よりも商品の特徴やメリットを大きくうたっているのを見ると、デザインやコピーの作り方の参考になります。

まずは成城石井さんで見かけたコチラ。

「無名」であることを逆手にとった
「無名の強み」

だけど、お茶世界の権威ある会でいろいろ表彰されているようです。

↓こちらも権威性の事実を全面に使ったコピーが面白いお茶のパッケージ。

シンプルな筆文字のデザインも素敵です。

続いては、ドラッグストア・トモズで見つけたこちらのパッケージ。

家事をしながらでもダイエットを実感できることをコンセプトにしているサプリメントのパッケージ。

ブラックジンジャーという生姜が使われているようですが、成分ではなく「ながら」に着目したコピーが印象的です。

↑こちらも伝わりやすいコピー。

ワイルドヤムと酵素のサプリのようですが、商品特徴の代わりに「なかったコトに!」という一文を大きく入れているところが面白い。

商品名は左上に書かれている「グラフィコ」のようですが、もしメインに「グラフィコ」と書かれていても何の商品か全くわかりませんよね。キャッチコピーを商品のネーミングのように扱っている商品はますます増えてきているように感じます。

こちらもね↑
水仕事をしている人で、サポーターを探している人は絶対手に取りますよね。

ちなみにコレ「中山式」というブランドですが、「中山式」だけしか書かれていないパッケージデザインだったら何のこっちゃ?です。

続いてはこちらも権威性抜群の

「FCバルセロナが認めたテーピング」。

スペインの名門クラブ・FCバルセロナのお墨付きがパッケージになっています。

効果をごちゃごちゃ書かずとも、この一言でこの商品がいかに優れているかを表現しています。

しかも選手の顔写真入り。テーピングを探している特に男性には、とても刺さりそうなコピーです。

今日は最後に、
私が8年近く愛用している歯磨き粉も発見したのでご紹介します。

以前は東急ハンズさんやロフトさんでしか取り扱いのなかった、この「デンティス」というタイ製の歯磨き粉。

以前タイに旅行した時、お土産で購入し使用してから以来8年近くこの「デンティス」をずーーーーっと愛用しています。

日本で購入すると1本1,300円ほどで、タイで購入するよりもかなり割高なのですが、1度使うと他の歯磨き粉は使えなくなってしまいました。

日本語のキャッチコピーは
「恋するハミガキ」
「目覚めてすぐキスできる」
という、、、なんとも「女子」向けのコピーですが、

例え恋をしてなくても、目覚めてすぐにキスする習慣がなくても、この歯磨き粉はマジで本当オススメです!!

タイ生まれのこの歯磨き粉。
日常的に香辛料やハーブなどを使った料理がたくさん出てくるので、お口のニオイを気にする人が多いという背景から生まれた商品なのですが、朝起きた時の「爽やか感」が本当に良い!!!!

使い始めてから8年。
かなり割高ですが、本当に他の歯磨き粉に浮気できなくなりました。
起床時の口の変化にきっと驚くと思うので、ぜひ一度お使いいただきたい一品です。

・・・こんな感じで、色々発見があるスーパーやドラッグストア。
スキマ時間やお買い物ついでに、ブラっと見るだけでもオススメですので、デザインやネーミング、コピーの参考探しにぜひ近所のお店をのぞいてみてください^_^

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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