生理用品購入時の紙袋をなくす#NoBagForMe PROJECT

先日ユニ・チャームが女性クリエイターやアーティストと立ち上げた、#NoBagForMeというプロジェクトをご存知でしょうか?

起業家のハヤカワ五味さんや、WEBメディア編集長の塩谷舞さん、ミュージシャンのあっこゴリラさん、など今SNSでインフルエンサーを起こしている人たちがユニ・チャームとタッグを組み、従来の生理や、生理用品のイメージを変えようと始めたプロジェクトです。

参考 変わる生理のイメージ、インフルエンサーが発信毎日新聞

生理用品を購入する際にレジで「紙袋は入りません」という意味のNoBagForMeで、「生理を隠そうとしない」、「男性も女性も当たり前に生理を語れる社会」を目指しているとか。

確かにドラッグストアの生理用品コーナーに行くと、
ピンク・花柄・パステルカラーで統一されたパッケージがずらりと並び売り場は「THE女性」感満載。

ちなみにこのピンクや花柄やパステルのカラーは、憂鬱になりがちな気持ちを明るくさせるためにこれまで作られていたようで、ある程度一定の効果がこれまでもあるそう。

さらに、
夜用の生理用品って何で揃いも揃ってあんなに月とか星の絵が入っていてネイビーとか薄紫の背景で、超大きく「熟睡!」って大きく書いてあるんだろう・・・。
これが一番お客様にとって分かりやすかったんだろうな・・・。

私は家のゴミが増えるのは嫌なので、もともと紙袋いらない派(別に見えても気にしていない)
あのパステルのパッケージに癒されたことは一度も無し(辛いものは辛い)

だけど、
例えば夫や彼氏、男性がお買い物に行くついでに何の躊躇もなく買えるようなパッケージになってになってくれるといいなとは常に思っています。

以前も
生理用品そろそろなくなる、という時にカリカリ仕事をしていたら、その日たまたま休みだった夫が「俺、買い物行ってくるけど何かほしいものある?^_^」と聞いてきたところ、

私「あー、生理ナプキンやわ。わかる?薄型で多い日用って書いてるやつ」
夫「え(;´Д`A “ ごめん全然わかんない・・・」
私「だから、薄型で多い日用って書いているやつなんよ」
夫「だっていっぱいあるじゃん・・・。どれがどう違うのか全然わかんない・・・」
私「なによ!?薄型で多い日なんだってば!」
夫「本当にわかんないからそれは自分で買ってきてよ(;´Д`A 」

本当にどれを買ったらわからないのであろう、
それと同時に
積極的に知ろうとしない、なんだか触れてはいけないものとして捉えている気配が夫から漂ってくる。
そんな感じです。

このNoBagForMeが、女性だけではなく男性にも手にとってくれるようなパッケージやネーミングの商品になってくれればいいな、女性も男性と同じように働くけれど「体だけは同じにできへんねん!」ということをもう少し理解してもらえたらな、と思っています。

これまで女性だけとされていた、家事や子育ての概念が変わりつつある今、
これまでの常識だったパッケージデザインや広告も古いのかも。

「今まだこれだったから、このままで良い」
という概念は捨てて、
今の時代のお客様の視点を忘れることなく
私も制作を進めていきたいと思っています。

それでは今日はこの辺で。

\お読みいただきありがとうございます/

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