人生100年時代に、働くことと学ぶこと

ここ最近、「働きながら学ぶこと」や「自分がどう考えているか」についてよく考えています。
“人生100年時代”なんて言われていますけど、100歳まで生きられるかわかりませんけれど、本当一人ひとりに「アントレプレナーシップ(起業家精神)」が必要だと思うし、「自分から始まる」という自分を起点にした考えを持たないと、ゆるーく首を絞められそうだな、と最近つくづくそう思う。

平成の半分、グラフィックデザイナーの仕事をしてきました。
「めぐちゃん、手に職があっていいね」
「グラフィックデザイナー、かっこいいね」
なんて親戚にも友人・知人にもよく言われてきましたが、そんなことは本当にうわべ中のうわべの話です。
油断していると本当にやばい。

デザイナーもコピーライターも案件を「受ける側」の立場なので、そのまま何も考えず毎日を過ごしていると、いつの間にか「能動的」な人間になりがちです。
何かしら目に見えるものを自分で作っているので「自分は何かを生み出しているぜー!」という感覚になりますしフリーランスになると頑張り次第で会社員時代の報酬をポンと超えることも。何も不安になることはないように思えます。

でも単純に「案件を受ける」→「こなす」→「受ける」→「こなす」の毎日を長年続けていると、確かに毎日生み出す作業はしていたとしてもそれがルーチンワークになり、いつの間にか能動的で、超受け身のクリエイターになってしまいます。例えお客様に的確な答えを導きだせたとしても、それは相手あっての話。

受け身だとどういうことになってしまうか。
「するべきこと」ばかり優先して、「考えること」や「やりたいこと」を全く考えなくなってしまいます。「するべきこと」ばかり優先していても多分人生楽しくないし、自分で答えを探す筋力が落ちる。
そうなるとこれからの時代に自分の好きなことをしながら生きることが本当に難しくなりそうです。

デンマークの保育園では、3歳の子どもにも園内で問題が起こった時に解決策を教えるのではなく「あなたはどう思う?」と問いかけるんだって。自分で考えて、答えを見つける力を養うそう。知識をどれだけ知っているのではなくて、どう考えるのかということが大事ということです。

だから考える力を身につけるためにも、社会人になっても学びは必要。
のほほんとしていないで、自分から積極的に学ぶ機会を見つけて飛び込みたい。

そして常に自分に「Why?(なぜ)」と問い続けたい。学びの機会にも安心せず「私、なんでこれ学んでんのかな?」「何でこの仕事しているのかな?」と常に自問自答をする習慣を持ちたい。

なーんにも考えずに毎日仕事や生活をしていたら、
遠くない未来、本当につまらないクリエイターになってしまいそうだから。
手に職のあるデザイナーだからこそ、ずっとクリエイティブな気持ちでい続けるために常に常に学びが必要だと思っています。

なんてことを思った平成最後の今日。
自分に軸を置いて、しっかりと明日からも頑張ります^_^

それでは今日はこの辺で!

\お読みいただきありがとうございます/

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