今日、海外のキャットフードを検索していると、コスタリカのキャットフードのパッケージデザインが検索に引っかかってきました。
このキャットフード(Super gato)は、パッケージデザインを変更したところ、売上がなんと31%もアップ、キャットフードマーケットのシェアは16%もアップしたそう。
そんな革命的パッケージデザイン。一体デザインの何が変わったのか?
それは、
袋から
箱になったということ。
これまでのパッケージは、日本でもよく見かけるチャック式の袋状パッケージだったのですが、このブランドは「狭いところや箱の中に入るのが大好き」という猫の嗜好を考えて、「食べ終わっても遊べる」パッケージデザインに変更したんです。
ぜひこの動画をご覧ください^_^
ご覧の通り空き箱に
「猫まっしぐら」
なんて素敵なパッケージ。
もし日本でも手に入るのなら一度見てみたいものです。
ところでこの箱型パッケージに変わったキャットフード。
売上31%、マーケットシェア16%アップの大成功したパッケージリニューアルですが、成功の理由は間違いなく、
「猫ちゃんが遊ぶ、幸せそうな姿を見たいと常日頃思っている猫オーナーさん達の心に刺さった」
この一言に尽きます。
ちなみに、
このブログでも何回がご紹介していますが、我が家にも猫が2匹います。
も〜、可愛いすぎてどうしようもありません・・・。猫に話しかけている私の姿は決して誰にも見られたくないくらい気持ち悪いし、それを見ている夫は終始呆れた顔をしています。
もう猫があまりにも好き過ぎてですね・・・。
今年私の仕事用デスクと、猫も遊べる本棚、キャットタワー、キャットウォークをうちにぴったり合うようにオーダーメイドで全部作ってもらうことにしました。
作ってくださる家具職人の方ももちろん猫好きで、
うちに打ち合わせに来た時は
「うちの子はサビ柄の子でね・・・(写真を見せる)」
「あら、かわいいですね〜!何歳ですか?」
「えーっと、もうすぐ◯歳で」
なんて会話をすることもしばしば。
総額にすると結構な金額になりましたが、何一つ迷うことなし。
私が仕事をしている横で、猫が昼寝・遊んでいる姿(遊ばないという最悪の事態も想像していますが・・・汗)を想像するだけでニヤニヤとニヤつきながら銀行にいそいそ出かけてお金を用意するという、もはや変態の域に近い行動をしています。(完成したらまたこちらでぜひ紹介させてください^_^)
はっ!
話がだいぶ逸れてしまいました・・・。
先ほどのキャットフードパッケージデザインに話を戻します。
要するに、
飼い主さんはキャットフードがほしいわけではなく、
キャットフードを買うことによって得られる幸せが欲しい
ということなんですね。
「商品」が大切なのではなく、
「商品」を通して得られる「体験」が大切。
そしてその体験が「幸せな結果」に繋がれば、なおのこと良い。
これはキャットフードに限ったことではありません。
全ての商品やサービスにも全く同じことが言えます。
私は新規整骨院のオープン時に配布するチラシなどをよくデザインしていますが、整骨院だって同じ。肩や腰の悩みが解決されて「幸せ」になることが目的で通うわけであって、決して「整骨院に通うこと」が目的ではないわけです。
逆を言うと、
「幸せ」を語ってくれない商品やサービスは選ばれないということに繋がってくる、と言って過言ではありません。
「うちの商品はコレとコレが良くて、今なら◯%割引していて!」
と力強く語っていませんか?
お客様に「うちの商品を使ってもらうとこんな“幸せ”が待っていますよ」ということを、Macで美しくデザインされていなくてもいい、手書きでもいいので読まれるようにしっかり語ってあげれば、チラシやランディングページの反応率も変わってきます。
そうそう、手書きでもね、全然いいんですよ。
Macで美しくデザインすることは二の次。
まずは「どういう“結果”をお客様に与えられるか」ということを考えてみてくださいね^_^
もちろん私も一緒に考えますのでお困りの方はお問い合わせください!
おまけ
この段ボールは、昨年買い換えたリビングの照明が入っていた箱なのですが、
長さ約1m。夫がカッターで穴を空けて猫のトンネルにしました。
遊ぶし隠れるし、猫大喜び。
買い換えたリビングの照明並みに重宝しています!
それでは今日はこの辺で。
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