楽天市場に出店するとお店の名前を覚えてもらえないのは本当か？

以前にECサイト関連の勉強を少しした際、
「楽天市場やAmazonなどに頼っていてはいけない。自社ECをつくるべき。自社ECを作ることで自分のブランド力を上げるべき。」と書かれた本を読んだことがありました。

確かにそりゃ一理あるな・・・、
と少し前まで私もそう思っていました。

ところが
「やっぱ楽天最強じゃね？」と
最近心から思うようになってしまいました。

お買い物時に獲得できるポイントはあなどれない

先週末、久しぶり夜な夜な楽天市場でネットショッピングをしてしまいました。

購入したもの

・アルモネイチャーのキャットフード
（ウェットタイプ）
・ヤラーのキャットフード
（カリカリタイプ）
・猫のご飯置き場用のケース
・猫のお水にも使える浄水器のカートリッジ

猫関連ばっかり、
気づくと全部で2万円超え・・・。

ところが今は楽天スーパーセール実施中。
対象になっているお店を回って商品を買い物カートに入れる度にポイントが2倍、3倍となっていくので、2万円近く購入すると獲得できるポイントがおよそ2,000ポイント。

1ポイント1円で次回のお買い物から使用できますから、今回は詰まるところ約10%の割引でお買い物できたことと同じということ。

自社ECでお買い物した時、
10%割引なんて恐らく会員登録をした初回のみの場合がほとんどなのではなかろうか・・・。
この時点で楽天市場でお買い物するメリットがかなり大きいと言えます。

ポイントはお買い物以外にも使える

先ほどのお買い物時に獲得した2,000ポイントは、次回のお買い物時に使えるだけではなく

・投資に
・本に
・電子書籍に
・ホテルの予約に
・美容室やネイル、
マツエクなどのサロンに
などなどなどなど、

生活周りのサービスになんでも使えてしまいます。

驚くのは投資。

楽天証券で口座を開設しポイントを使って投資をすることができるので、私のように投資未経験の人でも「ちょっとやってみるかな」という気持ちになりますよね。

最近ではセゾンカードさんも独自の“永久不滅ポイント”を使った投資ができる！とよくCMをしていますが、一般人にとってハードルが高いと思い込んでいた投資を「ポイントを使う」ということによってハードルを下げることで、利用しやすくしている。

このポイント投資、ものすごくお客様目線で作られたシステムだな、と思います。

さらに、楽天カードを契約しedy機能を使えば、コンビニエンスストアやガソリンスタンドでもポイントが溜まる、そのポイントも全く同じように
・投資に
・本に
以下略というわけ。

しかも、購入総額が多いほど加算されるポイント倍率は上がっていく、ステータスが上の楽天カードを持っていると2倍、楽天イーグルスやビッセル神戸が勝利したら2倍キャンペーンなどなど、

極め付けは、楽天モバイルの登場・・・
安い上に利用料に加えその利用料もポイントで支払うことができ・・・

うわーん！
楽天市場でのお買い物がやめられんーーー！！

です^_^

楽天市場で自分のお店を覚えてもらうには？

楽天市場で商品を購入すると、

お客様は「楽天で購入した。ポイントザクザク♪」という印象を持ち「〇〇（お店の名前）で購入した」という印象は持たない、ショップの名前を覚えてもらいにくい、もし万一のことがあったら出店できなくなる、だから自社サイトを同時に作るべきと言われていました。

しかし、自社ECサイトには初期費用も認知してもらうために必要な時間がかかるのも事実。

だから楽天市場内でもできること、

・ショップのトップページの強化
（商品紹介以外にQ&Aコーナーや
お悩み別解決コーナー、
お客様の声コーナーなどを集めて作る）
・商品紹介ランディングページのテキスト、デザイン
・商品紹介下に表示されるテキストの強化
・読んでもらえるようなメールマガジンの内容

ここを地道に強化していくことが
楽天市場内でも
「覚えてもらう」
「お客様にリピートしてもらう」
お店になるための作戦なのではないかと思います。

大切なのは、
「楽天市場に出店できたらから、はい安心。」
なのではなく、
お客様にリピートしてもらうためのコンテンツやサービスを充実させていく作業が必要だということ。

ちなみに私がここ数年ランディングページの制作を担当している楽天市場出店の会社さんも、日夜検索ワードを打ち換えたり、商品配送時に同梱するチラシに気を使ったり、色んなことをされています。

おかげさまで制作したランディングページで
売り上げが以前より3倍近くもアップしたと嬉しいご報告をいただきました。
中にはすぐに転換率がアップした商品もあり本当に嬉しい限りです。