ベトナム・ホーチミン訪問記⑦本当は誰にも教えたくない超素敵なホーチミンのホテルに宿泊してみた話

2年程前にツイッターにてベトナムフリークの方が「ホーチミン市内で最高に素敵なホテル。ほんとは誰にも教えたくない…」と呟いていたホテル。その方にリプライを送り「頼むからホテル名を教えてほしい」とお願いしました。

そしていつかホーチミンを訪れる機会ができたら、絶対に泊まる!と心に固く決めていたので、今回念願叶って宿泊してきました。

先に宿泊した感想を申し上げますと、
本当に最高に素敵なホテルでしたので私も、誰にも教えたくありません。

ホーチミン市内には、セレブ御用達の「マジェスティック」や「レックス」など伝統的で超ラグジュアリーな素敵なホテルがたくさんありますが、

このホテルは、
・過度に豪華すぎない

・しかしながら古き良きベトナムアンティークの超かわいい内装とインテリア
・スタッフが超優しい
・食事おいしい
など、女性の一人旅や女性同士の旅には本当にぴったり。(あ、もちろん男性もですが)まるで自分の家に帰ってきたような感じで過ごせるホテルです。

これまで数は少ないですが色々なホテルに宿泊してきました。
ですが「次も絶対ここに泊まる!」とチェックアウトの時に誓ったのはこのホテルが初めてかも。

・・・本当に誰にも教えたくありませんが、
こうしてブログの記事にしていますのでそろそろ名前を書こうと思います。

ホテルの名前は
「ザ ミスト ドンコイ」

ホーチミン1区・ドンコイ通りの付近に2017年にオープン。ホーチミン市内1区の観光にも便利な立地です。
「誰にも教えたくない」と書いていますが、最新のホーチミンガイドブックやネットでもその素敵さが話題なり多々紹介されています。

建築はグエン・ホア・ヒェップ氏率いる建築集団「a21studio」によるもの。

ホーチミンの原風景から着想を得たアプローチで、どこか懐かしく、でも新しい「伝統のアップデート」をキーワードに、同じ1区にあるコンペディションセンター(GEM Centre)などの建築も手がけています。

「伝統を再解釈してリデザインし、自然と共存する」彼らの建築は、今ホーチミン建築の新しい基準になっているそう。

その「自然と共存」するコンセプトが垣間見える緑豊かな外観とエントランス(素敵なバーもあります)

ロビーはこじんまりしていますが、落ち着ける素敵な雰囲気です。

チェックインは14時からですので、早朝便で到着した私はスーツケースを預かってもらいホーチミン市内へ。14時に再び戻ってきたあとお部屋に向かいます。

誰にも教えたくない理由①ベトナムアンティークのかわいすぎるインテリア

廊下はこんな感じ。


そして私の部屋のドアはこんな感じ。

まるで「自分の家」みたいな入り口です。

そしてお部屋はこのように、


家具や内装、オブジェクトやコーヒーカップなども、全てホテルのトーンに合った古き良き時代を感じるベトナムアンティーク。

室内にはシャワースペースしかありませんが、
なんとベランダに、

超豪華な大きさのジャグジーが・・・。(全室に設置)

ジャグジーに入る時は簾を締められますし、裸で入るのに抵抗のある方には備え付けのビキニもあります。

素敵すぎるし、
お部屋が広い!
(部屋の広さは全て40m2以上)

こんな感じで内装はお部屋ごとに違うそうなので、次回の宿泊時にはまた別のインテリアを楽しめるという・・・。
リピートしない理由がまじで見当たりません。

誰にも教えたくない理由②屋上プールでくつろげる

屋上にはプールとバーカウンターがあります。

プール内には天蓋付きのベッド。

もちろん屋根付きのロングシートもあります。昼間ここで少しダラダラしてみました。ロングシートに座ると、すぐにスタッフの方がクッションとバスタオルを差し出してくれます(ありがとうございます)

誰にも教えたくない理由③ご飯が美味しい&アフタヌーンティーは衝撃の無料

到着初日、深夜便の飛行機であまり眠れずほぼ徹夜状態でホーチミン入りしたせいか、チェックインできずそのまま市内に繰り出して猛暑&喧騒の中をガンガン歩いたためか、夕方にはクタクタのエンプティ状態に。

夕食のレストランを探す力が残っていないので、このホテルのレストランで夕食をいただくことに。初めてのフォーをいただきました。

 

めっさ美味しい・・・。
ホテルオリジナルのフルーツ&野菜のノンアルコールカクテルも想像の斜め上をいった美味しさです。

ホーチミン市内には至る所に美味しいレストランがありますが、外に出るのが辛いくらい疲れた時は、このホテルで夕食を取ってもいい、いやこんな言い方をしたら失礼だ、このホテルで夕食を取るべきです。

もちろん、ホテル内のレストランなので街中の相場よりも割高です。
しかしチェックイン時にレストランの20%割引のチケットがもらえるはず。これを利用してぜひ一度夕食をご賞味いただきたい!
フォーも牛肉、豚肉など種類豊富の他、バインミーなどベトナム名物料理各種を味わうことができます。

そして
毎日14時半〜16時まで、宿泊者は無料でアフタヌーンティーとケーキバイキングを楽しめますので、滞在中にぜひ訪れてほしい!!!

このように、生演奏を聴きながら

ベトナムアイスコーヒーとケーキを楽しめます。大事なことなので何度も書きますが、このアフタヌーンティー、滞在中は無料です。

誰にも教えたくない理由④スタッフがものすごく優しい

ベトナムでお会いしたみなさんには本当に優しくしていただいて・・・もう本当に涙が出そうなのですが、このホテルのスタッフさんは、若いですが本当の本当にみなさんいい人だった・・・。

アフタヌーンティーを取った時も、「ホーチミンは初めてですか?よかったら伝統的なアイスコーヒーをお持ちしましょうか?」と訪ねてくれ、
実は私、その後レストランに帽子を忘れたまま気がつかず(相当ぼんやりしている)翌朝朝食時にスタッフの方に「あなた、昨日帽子を忘れていませんでしたか?お部屋番号がわからなかったのでフロントに預けています」と顔を見て声をかけてくださったり(しかも忘れた帽子は丁寧に紙袋に入れて保存されていたし)、これまで滞在したホテルでは殆ど経験できなかった優しさです。

またスタッフの方は、ベトナム語の他英語はもちろん、日本語を勉強している方もたくさん。言語を話すことができるとお給料がアップするそうなのですが、「日本は大好きな国。今一番行ってみたい国です」とお話しをいただけたのもいい思い出になりました。

ここさえ良ければ永遠にリピートしたい

いつもの通りデメリットポイントも書いておきます。

①2019年8月現在、隣にビルを建設しているのでシティービューの部屋はシティビューでもなんでもない。そして朝からちょっとうるさい。

先ほどご紹介したベランダのジャグジーから見える景色は以前はホーチミン市内が見えるお部屋だったのだと思います。

他にも川が見渡せるお部屋などがありますが、シティビューのお部屋は、2019年8月現在シティビューでもなんでもありません。


工事ビューです。
しかも早朝から工事が始まるので、寝ていると「カーン!カーン!」という音で目が覚めます。

おそらくビルが完成したらビルビューになってしまうんやろな。なので次回宿泊する時は川を見渡せるお部屋を選びたいと思います。

②部屋のシャワーがちょっと使いづらい。

写真がなくお伝えするのが難しいのですが、
シャワールーム自体は清潔で素敵な内装です。ですがシャワーヘッドが少々使いづらいのでシャンプーがちょっとやりづらい。一般的なシャワーヘッドではなく、手摺りのようなパイプの先に穴が数カ所空いており、そこからお湯が出ます。しかもシャワーをかけるフックの角度も固定されています。

ということは、シャワーの角度を全く変更することができないのですね。これが普通のシャワーヘッドだったら本当に言うことありません。

③(マニア向け)洗濯が乾かない

私、長期旅行の際には部屋で下着や靴下を洗濯する習慣があるのですが、靴下などは3日間干していても殆ど乾きません。要はバスルームに換気扇が備え付けられていないんですね。
(そんな貧乏くさい人間は相手にしていないホテルなのかも・・・)

今日のまとめですよ

ホーチミンには素敵なホテルが本当に多いのですが、ここは間違いなく必ずリピートしたくなる本当に素敵なホテル。

私が滞在した時、日本人の方には一人も出会わず、お客様は欧米の方の方が多い印象を受けました。

本当は教えたくないのですが、ホーチミンに行かれた際にベトナムアンティークの素敵なお部屋に宿泊してみたい方は必ず訪れてほしい本当に素敵なところです。

 

私も絶対の絶対にまた泊まります!
それでは今日はこの辺で。

MEMO
ホテル ザ ミスト ドンコイ
住所:Ward, 6-8 Hồ Huấn Nghiệp, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh
(市民劇場へ徒歩10分ほどの便利な場所です)
https://www.themystdongkhoihotel.com/

\お読みいただきありがとうございます/

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