ベトナム・ホーチミン訪問記⑮MINISO(メイソウ)でBluetoothイヤホンを買って聴き比べしてみた

先日、日本発で日本にありながらその存在を知らなかった総合雑貨ブランドのMINISO(メイソウ)の店舗に、ホーチミンにて初めて訪れた話を書きました。

↓↓↓ホーチミンのメイソウの記事はこちらからどうぞ♪↓↓↓

ベトナム・ホーチミン訪問記⑭ユニクロと無印良品とダイソーを合体させたようなお店“メイソウ”に行ってみた。

メイソウは設立後わずか4年で2,000店舗を展開した恐るべき企業。そして近年、急速に成長するベトナム市場での展開に力を入れており、ベトナム全土に500店舗を展開する計画を持っているそうです。

世界でも認知されているメイソウの「元ネタ」になっていると想像されるユニクロやダイソー、無印良品よりも、ベトナムでは今やメイソウの方がその拡大威力が凄まじい・・・と感じざるをえません。

今回、ほんの軽い気持ちで訪れたメイソウ。
しかしそこで気づいたこの脅威的な展開力と、発見した決して悪くない商品力・・・。「ベトナムを訪れ驚いたこと」の上位にしっかり食い込んでいます。

今日は、私がホーチミン1区グエン・フエ通り店のメイソウを訪れた際、様々な雑貨の中から選び抜いて購入したBluetoothイヤホン2つを聴き比べてみた結果をお伝えしたいと思います。
(日本の店舗でも販売されていると思いますので、気になる方(気にならないかもしれないけど)は高田馬場、池袋、渋谷の店舗でご確認ください。店舗の場所はコチラからご確認いただけます。)

ちなみに私にとってイヤホンは必要不可欠なもの。
電化製品というよりも、もはや日用品の一部、いや自身の一部となるくらい欠かせないものでどこに行くにも必ず持参しています。(普段はBose/Soundsportsワイヤレスと、同じくBose/QC35IIを交互に使用中)

購入したBluetoothイヤホン①MINISO S530

グエン・フエ通りのメイソウでは、様々なBluetoothイヤホンが販売されています。おおよそですが、日本円換算すると1,000円代〜2,000円代後半という価格帯です。

まずはこちら。
Bluetooth対応イヤホン、MINISO S530。

正式名称は
Stereo Bluetooth Earphone S530(White)

耳にかけられるタイプのデザインが魅力的です。
価格は429,000ドン(日本円約2,150円)思えば結構いい値段の買い物をしてしまいました・・・

フル充電時の稼働時間は音楽再生は約2時間、通話は約6.5時間、待機時間は約240時間(ちょっと電池の持ちが悪いかな)

が、しかし軽い!
重さは両耳合わせて約20g。耳にかけているのを忘れるくらいの軽さです。

パッケージはマグネットタイプで高級感があり、チープな印象にはあまり思えません。

裏面も丹念に観察してみます。

面白いのは、
このイヤフォンに限った話ではありませんが、メイソウの全ての商品パッケージの裏面に書かれている注意文章が、英語とスペイン語という点です。

メイソウがいかに世界を見据えた商品展開をしているかがよく分かる気がします。
世界の2大共通言語は英語とスペイン語です。全世界の人がどちらかを読めるように言語を選んでいるのではないでしょうか。(これは余談ですが、私の知人に英語・スペイン語ともネイティブレベルの方がいます。この方、世界中どこに言ってもほぼ言語には困らないそう)

ちなみに作っている会社名が書かれていないか丹念に調べてみましたが、「Made in China」以外に具体的な表記はありませんでした・・・。

書かれていたのは、
製造元として株式会社名創優品(メイソウの設立会社)の東京都の住所、
そして流通元(Distributed byの表記)として、香港とアメリカ・ニューアークにあるメイソウの倉庫の住所が掲載されています。

同梱物はこんな感じです。

内容物は、イヤホン本体と右左を接続するケーブル1本、充電ケーブル1本、イヤーパッド、

そして中国語と英語で表示されている取り扱い説明書です。こちらにはスペイン語の表示はありません。(販売地域によって説明書の中身を入れ替えているのかもしれません)

日本で購入するとほぼ付属してくる保証書もありません。

触った感じは「プラスティック感」全開で、パッケージにはそぐわずちょっとチープな感じですが・・・。
充電するとイヤホン本体が赤く光ります。

手持ちのiPhoneと接続すると青色に光る本体。そして接続時に英語で「Connected」という女性の機械音声がイヤホンから聞こえてきます。想像しているより高性能なイヤホンのよう。
(ちなみに私が既に所持しているBoseのSoundSportsワイヤレスは、接続時にはこのような音声は流れてきません)

これは音質にも期待できるかも・・・!

では、その聴き心地を
ガンズ&ローゼズのNovember Rainで試してみます。
(※November Rainとは→1992年にガンズ&ローゼズがリリースしたシングル。美しいピアノとストリングス、そしてラスト2分でスラッシュのギターソロに重なってくるサウンドが印象的なガンズの名曲)

♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪〜

・・・
・・・
・・・
うーん・・・。
いまいち

なんか音がこもっている気がします・・・。

あと、イヤホン本体をよく観察しますと、

操作ができるのは右側に付属しているボタンのみ。
押す秒数によって切り替えなどの操作ができるのですが、これがめちゃくちゃ操作しづらい・・・。ちなみに左についているボタンらしきものはフェイクボタンなので押せません(T_T)

しかも両方とも「R」の表示になってるし。
左側って「L」だし。

うーん、こんなものなのかな・・・2,000円も払ったのになあ〜。とちょっと残念な気持ちになってしまいましたが、気を取り直してもう一つのイヤホンを試してみることにします。

購入したBluetoothイヤホン②MINISO H-10

続いてこちら。
Bluetooth対応イヤホン、MINISO H-10。

正式名称は
Metal Bluetooth In-ear Headphones Model:H-10(Silver)。

お値段は299,000ドン(日本円で約1,500円ほど)。
パッケージ裏面は先ほどのS530と同じ内容です。

稼働時間はフル充電で、音楽再生6時間、通話時間7時間、待機時間200時間(さっきより安いのにこちらの方が電池の持ちが良さそうです)

スポーツ時にぴったり、耳から抜けにくいインナーイヤータイプ+ケーブル付きのイヤホン。
こちらも軽い!わずか14.5gです。

同梱物は先ほどとほぼ同じ。
イヤホン本体と、USB充電ケーブル、中国語と英語表記の取り扱い説明書。そして服とイヤホンを留められるクリップ、交換用イヤーパッド付きです。なかなか充実の同梱物。

そして、

イヤホン自体に磁石があり、バッグの中で迷子にならないようにカチッと一つにまとまるようになっています。なかなかの充実ぶりです。

ケーブルに付属しているリモコンの真ん中のボタンを押すと「◯☆▲◇■!」と中国語のアナウンスが。おそらく「接続しました」と言っているのだと思います。

ではこちらも聴き比べ安いように先ほどと同じ曲、ガンズのNovember Rainで試してみます。

♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪〜

・・・
・・・
やっぱりイマイチ
だけど

さっきのより
全然良い。

先ほどご紹介した価格の高いS530と比べてると良い音質です。

いや、S530が悪すぎたからこのH-10が良い風に聴こえるんちゃうか・・・と思い、後ほど再度試してみましたが、間違いありません。

あくまでも個人の感想ですが、もし音質に対して譲れないこだわりがないのであれば、このイヤホンは十二分に買う価値があります。

今日のまとめですよ

残念ながら期待以上の音質を得られることはできませんでしたが、視聴した2点とも何の不具合もなくBluetoothに接続し音楽を再生することは可能です(当たり前だけど)。そしてメイソウのイヤホンパッケージデザインは決して悪くありません。

メイソウが実際に世界各国にそしてベトナムへ急速に市場展開していることを考えると、音質にこだわっている人たちの方が実は少数派で、「聴ければ良い」と考えている人たちが大多数なのかもしれない。

メイソウにお買い物に来るお客様は、
「日本にありそうなイメージが良いお店で、普段何不自由なく使える物が、可愛いパッケージに入っていて、高額でない価格で、買うことができる」
ということを日常的に楽しんでいるのではないかな、と感じました。

これから世界各国に出かけた際にメイソウを見かけたら、また現地の店舗をぜひリサーチしてみたいと思います。

今回、このイヤホンを購入したメイソウはこちらです↓

MEMO
MINISO(メイソウ) グエン・フエ通り店
住所:miniso.tokyo

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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