販促は長い終わりの見えない戦いと感じた話

ここ最近は、自宅のポストに届くチラシにもDMにもできるだけ全て目を通すようにしています。
大体は遅い昼ごはんの時間にまとめてチェックしており「ほえ〜、こんな書き方してるんか」、「うーん、これで申し込む人いるんかなあ」など一人でブツブツつぶやいています。

個人的には新築マンションの間取りと価格を見るのが大好きで、最近のマンションは生ゴミを分解できるシステムが台所に搭載されていたり、食洗機・床暖房は当たり前、中にはミストサウナ付きのバスルームなどがついているみたいで、いいなあと思いながら眺めています。

さて、そんなポストに投函されているチラシやDMをチェックしていると、私宛にメール便が一通届いていました。

中身を開けて読んでみると、
それは数年前の深夜に勢い余って定期購入してしまった化粧品会社からのDMでした。
勢いで買った後、数ヶ月使用しましたが定期便で購入するメリットを感じられなくなったため、数ヶ月前に解約。

解約してから1年ほど経過し、もうすっかりあの化粧品を忘れかけていた先日、この「お帰りなさいキャンペーン」のDMが到着です。

中身は「手書き風」な手紙の印刷物と「解約したけどもう一度ケアしたいあなたへ、本日から20日間限定のお帰りなさいキャンペーン」の案内、そして化粧品のサンプルどっさり10日分。

ほえー、1人の人に定期契約してもらうために随分コストかけてんなー、でも昔みたいに新聞の一面広告に比べると安いもんなのかなー、と思いながら眺めていましたが、ここにこの企業の「作戦の長期化」をひしひしと感じます。

最近はお客様も一人ひとりニーズや購入先が異なる時代。
「チラシ作った」
「LP作った」
など単発の仕掛けではなく、SNSを使った定期的な発信や、このようなDM送付、メールマガジンやLINE@での配信などなど、1つの化粧品を定期購入してもらうために様々な作戦を長期的に、しかも戦略的に行い綿密な計画を立てていかなければいけない時代のようです。

このようなDMを見ると「こんなDMを送りおって。契約はせんぞ」とニシ個人は思いますが、仕事ニシ視点から考えると、何だか色んなことを思ってしまいます。

「反応の出るチラシを作りましょう♪」とオススメして制作しても、そのチラシだけに頼らずに、SNSの発信やLINE@に登録してもらう仕掛けなど、第2、第3の代替案やリカバリー案を事前に準備しておかないと、これからはまずいような気がしています。

これからクリエイターには、その依頼してくれたお客様に第2・第3の案を用意しておいて、押し付けるのは良くないですが、同時にやってみませんか?と考えられる知識&知恵が必要なのではないかと確信している寒い今日この頃。

販促は本当に奥深いと1枚のDMから感じています。
それでは今日はこの辺で

\お読みいただきありがとうございます/

●過去の制作実績はコチラから
制作実績を見る
●グラフィックデザイン、セールスコピーライティングのご依頼はコチラから
お問い合わせフォーム
●Twitter
→@nishi_megumi_24

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA