お客様目線の商品であれば広告はいらない

今日気になったニュースは何と言ってもコチラ。

参考 ダイソンを超えた掃除機、ヒットの意外な秘密プレジデント・オンライン

CMをほとんど流していないのにも関わらず、発売からわずか3ヶ月という短期間で大ヒットし、あのダイソンを超える勢いの掃除機ブランド「Shark」の話です。

Sharkは、アメリカボストン初の掃除機ブランド。

私も今日、ビックカメラにお買い物予定があったのでついでに掃除機売り場を見てきましたが、

どうやら2018年には家電大賞も受賞しているそうな。

そんな今話題の掃除機、シャーク。

先ほどご紹介したプレジデント・オンラインの記事にも書かれていますが、大ヒットとなった理由は“お客様目線”の商品に他なりません。

アメリカ・ボストン生まれのシャーク。日本法人を立ち上げた時に最も重視したのは、日本人の掃除習慣、日本の住環境だそう。

一般的な家電メーカーがテクノロジー発想で商品を開発・販売しているのに対し、シャークの掃除機はあくまでもユーザー発想。

従来のコードレス掃除機の収納の不便さや、ほぼ毎日掃除機を使用する日本人(特にお母さん)が、これまでの掃除機にどのような不満を抱いているのかを徹底的にリサーチし、さらには購入後に感じる“掃除機自体の掃除”にも着目した商品を販売しています。

ビックカメラの店頭にパンフレットがあったので読んでみると、

このように「ダイソンより使いやすくないですか、奥様?」と言わんばかりの内容が各ページに紹介されています。

代表自ら徹底的なリサーチを重ね、ユーザー目線で誕生したシャーク。
また、CMには頼らずに店頭スタッフがお客様に掃除機の説明や案内をぬかりなくできるようトレーニングに力を入れているんだとか。

なので、テレビCMをほぼせずとも売り上げを伸ばしこのように話題になっているんですね。

チラシやLPを制作している私が言うのもなんだかアレですが、極論“ユーザー目線”で作られた商品であれば広告は不要だと、この掃除機を見てそう感じます。

以前からも度々感じていますが、
自社の自慢もほどほどに、です。

そしてもらってきた製品パンフレットの最後には、

カスタマーサポートも
お客様が中心です。

すごい。
購入後にお客様が感じる不満もここでしっかり解消できることをアピールしています。

お客様は一体何が不満なのか?
この商品を使えばどのような幸せが待っているのか?
購入した後もお客様と繋がる方法は?
末長くファンになってもらうためには?

テクノロジーはもちろん大事です。
全然吸わない掃除機とか超イヤです。

だけど、
テクノロジーが進みに進んでどの商品も同じくらいの品質になり商品の差別化が難しい今、ユーザー目線=お客様目線の商品であることが今かっこいいCMを作ることよりも大事なのではないかと思います。

「うちはコレとこれがよくて!」
「だからかっこいいチラシ作れば売れると思うんですよねー」

という考えがいかに今無意味に近いのか、シャークの掃除機を見てつくづくそう感じます。

ユーザー目線での商品づくりは、A.Iにはできません。
これからの商品作り、そして私のような商品を紹介する広告・媒体にも本当に大事なユーザー目線。

これからも忘れずにいたいと思います。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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