ネットがなかったからこそ真剣に生きる方法を考えていた話

1日経ってしまったけど、
昨日の2023年1月17日は、
阪神淡路大震災発生から28年目の日でした。

 

あれから28年も経ったのか・・・。
信じられない気持ちです。

当時、私は神戸市東灘区に住んでいて
(ちなみに今でも実家があります)
実際にこの震災を体験したんだけど、

揺れたというか
これが“地震”と気が付くまでに
割と時間かかるくらい
の揺れだったなー。

その頃は
「関西では地震起きない」
なんて謎の都市伝説も
あったくらいだったので、

最初マジで
何か墜落した?????
と思う感じだったんですよ。

うちはかろうじて
無事だったんだけど、

ガスと水道は3ヶ月止まって、

通っていた中学校は
校舎が半分倒壊したので
3学期はなし。

しばらく食料品の配給で
暮らしておりました。

本当に今もこうやって
生かしていただいているけれど、
改めて振り返ると
なかなか凄まじい体験をしたな・・・
と思っております。

 

当時、ネットがなくて
電話もしばらく通じなかったので
ほとんど情報を得られなかったのを
めっちゃ覚えているんだけど、

でも
ネットがないからこそ
真剣に生きた

と今振り返ると
感じるんですよね。

今大きい地震とか災害が起こったら
(絶対起こってほしくはないが)
いろんな情報が拡散されて、
困っている人を助けられるツールに
なるけれど、

阪神淡路大震災の時は
逆に余計な情報を見ることなく、
今自分にできること、
生き抜く方法を
真剣に考えていた
と今改めて思います。

ネットは今となっては
大事なライフラインの一つだけど、
なければないで
生きることに集中できるかも
とも感じています。

今困ったことがあったら
全部検索して解決できるけど、
(そして絶対便利だけど)

生き伸びる方法とか
生きる意味を
真剣に考えてたな・・・
と思う28年前です。

それでは今日はこのへんで。

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