数字を入れると文章がパワーアップする話

以前、チラシやランディングページの最初に目につくデザインには、ターゲットの心に使う写真を使うことが大事ですよ、という記事を書きました。

(その時の記事はコチラからどうぞ↓)

商品写真をメインに使ってはいけない理由

今日はそれに関連して、もう一つ「刺さるため」に一番最初に目につくところに入れておきたい要素についてご紹介します。

それはキャッチコピーに
数字を用いることです。

反応を出すために欠かせない要素で、あまりにも有名なので「今更なにを・・・」と言われそうですが、数字を入れると本当にキャッチコピーのパワーがアップします。

書店にも、
「9割の人が知らない◯◯」
「◯◯は▲▲が9割」
と数字を用いた書籍のタイトルが並びますが、数字を入れることにより、キャッチコピーはより具体性を増すんですね。

例えば、スポーツジムの広告の場合
「あなたの体重を、最新鋭の運動によって減らします」
と謳ってもあまり効果的ではありません。

ところがこれに
「あなたの体重を、最新鋭の運動によって
60日以内に、最低でもマイナス5kg減らします」
と言われると、ぐっと効果的になります。

他にも
「当店は地域一番の品揃えです」
と言われても具体的にどう一番なのかわかりませんよね。

これを
「当店は、国内100社、海外30社の商品を取り扱い、店頭には常時500点以上の商品を揃えています」と言われると、「地域一番」と言われる理由に信憑性が加わります。

もちろんテキトーな数字を書いてはダメです(嘘になるので)。
ですが、「何もないよ・・・」と思わず一度数値化できることを洗い出し、それを表現するだけでも実は差別化につながる強いキャッチコピーが出来上がります。

「昨年完売したおせちです。」
「昨年用意した6,000個全てが完売したおせちです」

↑どちらの方が美味しそうなおせち料理に思えますか?
「6,000個」と書かれた方が、ちょっと美味しそうですよね。

「今より若々しく見られます」
「今よりマイナス5歳若く見られます」

↑どちらの方が(以下略)
答えはもう明確です。

このように数字を1つ、2つ入れるだけで、そのコピーはぐぐぐぐっとパワーアップします。

実際の結果が良い場合に限りますが、このような言い方も数字を入れることによってパワーアップです。

「多くのお客様がご満足しています」

・・・「多く」ってどのくらいの人のことがわかりませんよね。

それを、
「使用した100人中92人の方がご満足しています」

と入れると一気に「いい商品かも」と思ってもらうことが可能になります。

この場合、良い結果を示さないと意味がないので既に良い実績があることが前提になりますが、実績がある場合はぜひ使ってほしいと思います。

そして大事なのは、
小学生のお子さまにも理解できる数字を示すことです。

アップルのスティーブジョブズ氏が発売したiPodのコピーは、

「5Gの大容量」ではなく
「1000曲をポケットに」です。

(最近の小学生は5Gも知っているかもしれませんが)5Gだよ、と言われるのと、1000曲だよと言われるのでは、どちらがわかりやすいか、答えは既に明確です。

このように数字を加えることは、自社の自慢に聞こえる場合もあるかもしれませんが、私はそれ以上にとても「お客様目線のワード」であると思っています。

嘘は書いてはいけませんが、
正直な数字を示し、それによってお客様に安心してもらう、信用してもらうことにつながるからです。

広告やランディングページを読んでもらうために、「数字」を入れる。
ぜひ一度お試しくださいね^_^

\お読みいただきありがとうございます/

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それでは今日はこのへんで

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