◯◯はやめさない!系のコピーに思うこと

以前、実際お会いしてたった1度だけですがお食事もご一緒させていただいた、一般社団法人コトマーケティング協会の代表理事、松野恵介先生。

何冊か書籍も出版されており、今年は「お客様のことが見えなくなったら読む本」も出版されています。私も拝読いたしました。(とてもおすすめの一冊です)

そんな松野恵介先生が以前に書かれていたブログ記事を、今日はシェアしたいと思います。

参考 否定は恐れであり、否定は誘導でもあるブログ・実践マーケッターの視点

近年、本屋さんに行くと
・◯◯したければ◯◯を今すぐやめなさい
・◯◯になりたければ◯◯をやりなさい
・◯◯はもう古い!本当に◯◯できる5つの方法
・◯◯に頼っていると◯◯がダメになる

などなど、超否定されたキャッチコピーがタイトルになっている書籍をよく見かけます。
先ほどご紹介した松野先生のブログでは、この否定型コピーについての見解をとてもわかりやすく解説されていらっしゃるのですが(ほんとぜひご一読ください!)、私もマジで共感。

「◯◯をやりなさい」
って、
お前一体何様やねん?

です。

確かに、自分が今思っていることを否定される一文を読むとドキっとしますし、その後に書かれている内容が気になるのも理解できます。
キャッチコピーの型としても、この否定型は非常にインパクトがあり読者を惹きつけるにはとても有効な型と言えます。

ただこのコピーを乱用して、人が抱いている不安な気持ちに漬け込み、その後の文章に誘導して最終的に売り込む、という手法は正直ちょっといかがなものかな、と思わざるを得ません。

セールスコピーには最初の一文にインパクトが必要ですし、その後を読んでもらうために様々な型が存在しますが、私が思うのは脅迫めいた文章にならないこと、あくまでも冷静な文章を通し相手に共感を持ってもらうこと、がセールステキストとして優秀で質が高いものなのではないかな、と思っています。

文章を読み終わった後に、読み手が行動するのは感情が揺さぶられているからに他なりませんが、私はできるだけ「恐怖や不安」を感じず、あくまでも「冷静に説得」した上で感情を揺さぶりたい、そんな文章を書きたいと、これまでも思ってきました。

少しご理解いただきにくいかもしれませんが、この「冷静に説得」してくれる上手な人の例え話をしたいと思います。

それは俗にいう「オタク」と呼ばれている人たちです。
(人それぞれ性格によるかもしれませんが)
私の周りにも様々なジャンルに異様に詳しい「オタク」の人たちがいます。
そして私はこの方達が大好きです。

I love themです。

彼らは、自分の好きな分野について右に出るものはいないくらい知識が深いので、先に自分の感情を出さず、冷静に事実だけを事細かに説明してくれます。その上で、それがもたらしてくれるメリット、愛するべき理由、などを淡々を説明してくれます。

想像上の話になり恐縮ですが、
あまりにもその分野についての知識について長けているので、わざわざ相手の不安や恐怖心を煽らなくても、冷静に説明するだけで、相手に魅力を伝える技を自然と身につけているのではないかと思っています。(勿論、人によって性格が違うので一概には断言できないかもしれませんが)

要はリサーチにリサーチを重ね、全てのことを知り尽くしている。
だから相手に伝える手法を、何通りを持ち合わせており、「◯◯はやめなさい!」みたいに、安直にインパクトを出して恐怖心を煽る言い方をしなくてもいいということ。

そのジャンルを愛してやまないからこそ、相手にも好きになってもらいたい、(先に愛するものとして)正しく説明したい、「オタク」と呼ばれる友人と話すと、会話の節々にそのジャンルに対しての愛を感じます。

仕事でセールスコピーを書く必要がある場合、相手の悩みや不安を「あなたは今このようなことでお悩みではありませんか?」と指摘することはもちろん必要です。

ですが、最後に(ちょっと抽象的な表現ですが)不安や恐怖だけではなく「こんなにいいことを言ってくれるんだったら、ちょっと使ってみたい」、「本当に◯◯が好きなんだな、いい人だな、この人のサービスなら受けてみたい」と思われて、ファンになってもらうことも必要なのではないかと思います。

◯◯はやめなさい型のコピーは、とてもインパクトがありますが、インパクトを重視するだけではなく、セールステキストを読んだ後に、ちょっと愛を感じられるような文章を作って購入・申し込みをしてもらうだけではなく、ファン作りまでできるような内容を執筆できれば、より良い内容になるのではないでしょうか。

もちろん私も本当に相手から愛されるようなクリエイティブをこれからも続けていきます!

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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