先日、ホームページが素晴らしかったが一度診察を受けて「二度と行かねー」と思った皮膚科での診察の一部始終を述べたところですが、
いくらホームページがステキでも人の対応がアカンのはアカンの話
にも関わらず、そういえば以前に
最高に愛想の悪い終始不機嫌なドクターがいる歯医者さんに通っていたことを思い出しました。
2000年代当時はホームページを持っている歯医者が非常に少なかったので、自宅から一番近い歯医者を選び、そのまま10年ほどその歯医者に通い続けていたんです。
その歯医者というのが、これまた笑顔のかけらもない終始不機嫌そうドクターと、逆にものすごく優しい看護婦さんがセットになっている院だったのですが、この無愛想な歯医者さんと、先日ご紹介した「二度といかねー」皮膚科には大きな違いがありました。
それは、愛想がないながらも
治療の方針をめちゃくちゃ詳しく話してくれて私を安心させてくれたところです。
歯医者さんとしては当たり前かもしれませんが、これって意外と大事な点なのでは、と改めて思います。
以前ひどい虫歯になった時は、通常ならば神経を抜かねばならぬところを
「神経は残しておいた方が良いから、コレコレこういう治療をします。」
複雑に生えていて大学病院でオペ扱いになりそうな親知らずの抜歯も、
「あなたの親知らずはちょっと複雑に生えてるから、まずここにメスを入れて、うんたらかんたら、その後にこういう方法で・・・」
私が「げー、痛そう・・・」と思っていると
「痛みは最小限に抑えてやりますから」
と無愛想ながらも安心させる声をかけてくれたことを思い出します。
現在の住まいに引っ越してからもしばらく通っていたのですが、ある日提出した保険証を見られて
「えっ？柏に引っ越したの？」と言われ、
「柏から来るの大変でしょ。
もうウチに来なくていいから。
柏で定期検診してくれる歯医者探しなさいよ。探すコツは◯◯専門医、もしくは◯◯医だとヤブ医者は少ないから」
と無愛想ながらも新しい歯医者を探すコツをさりげなくアドバイスしてくれました。
笑顔は一切なしで終始無愛想でしたが、私からの質問には的確に答えてくれて治療後に痛みが再発することはなく、しかも最後には（突き放すようでしたがw）今の住まいの近所で歯医者を探すコツを教えてくれました。
何も愛想のない歯医者さんでしたが、またそこで定期検診してもらおうかな・・・と思うくらい今でも印象に残っています。（突き放されたけどw）
ほとんどのサービスは「人が良いから選ばれる」と言って過言ではありません。
「良い」の基準は人それぞれですが、笑顔や親身さだけが必ずしも必須というわけでもないのかな・・・とふと思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで
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