こちら都合の注意事項も言い方を変えると相手に伝わる

ご存知の方も多いかもしれないが、

運送会社などのサービスコールセンターに電話をかけた時に最初に聞こえてくる、

「この通話は 品質向上のため
録音 させていただいております」

という音声。

↑コレ、本来の目的は
品質向上ではありません。

本当の目的は、
モンスタークレーマー対応
のためと言われています。

訳すと
「この電話で暴言吐いても
全部録音してますので
証拠ばっちり残りますから」
です。

でも機械音声が、
まさか

「暴言対応 の 証拠 を 残すために
この通話は 録音しております」

とは絶対言わないですよね。

「品質対応のため」と言われると
印象良く感じますし、
変な恐怖心を感じずに済みます。

このように言い回し一つで
お客様に与える印象は
めちゃくちゃく大きく変わってきます。

私は通販サイトのLPを作る時に
配送や支払いに関する
注意事項のページも一緒に制作するのですが、

クライアントから送られてくる
注意事項の原稿を読むと

  • 読む気がなくなるくらい文章量が多い
  • 中には読む人によっては「カッチーン」と感じる自分都合の内容が多い

内容がとても多いです。

このクライアントからもらった
原稿そのままをページに落とし込むと、
いくら地球に優しい良い商品を
販売していても、

「フレームがけ」が
ちょっと威圧的

になります。

(※「フレームがけ」とは、主にこちらが不利な状況にならないために、最初にお伝えしておく注意事項のこと)

例えば

「お買い物の前に
注意事項を必ずお読みください!」

と書くよりも

「安心してお買い物する◯個のポイント」

という感じで
読み手目線の内容に直してあげると
印象が違ってきますよね。

もちろん
命や体に関わることなどは
超重要事項なので
語調を変えた方がいい場合もあります。
(混ぜるな危険!みたいに)

だけど、多くの注意事項は
会社側の負担や手間を減らし
利益を確保するために存在しています。

だけど、
「うちこーゆーの面倒なんでコレ守ってな」
とストレートに言ってしまうと

「は?感じ悪」と思われても
しょうがありません。

伝えにくい、
だけどこれは守ってほしい
と思っている事柄こそ

自分目線の言い方を変えて
相手に伝わる言葉に
翻訳する必要があります。

言葉を伝える時は、
文章でも口頭でも
どーしても、どーしても
自分目線になりがちです。

だけど、大事なのは
どんな時も相手目線で伝えること。

まわりくどくなったり、
何言ってるのかよくわかんない
内容になってしまうとNGですが、
やっぱり優しい人の周りには
優しいお客様が集まってきます。

最近私の仕事は
こんな感じで
日本語から日本語に翻訳する
仕事もたくさんあり・・・。

いつも以上に神経をすり減らしたり
している今日この頃です。・

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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