良い商品とクリエイティブがマッチして成功した小さい健康食品会社さんの話

数年前から私がランディングページを作る際に、クライアントから度々「このサイトっぽくしたいんですよね〜」と言われ続けている健康食品会社さんのサイトがあります。

それはコチラ↓

九州・宮崎県都城市にある小さな会社が運営している「タマチャンショップ」のランディングページです。

実は私も以前からタマチャンショップのスムージーを愛用しています^_^

(↑毎日豆乳と混ぜて飲みます。おかげで毎日元気です^_^ )

他にも健康食品やプロテイン、ナッツ類、雑穀米などなど、健康に嬉しい様々な食が販売されています。

中でも「みらいのこうそ」という酵素パウダーは、7年前の発売から売れ続け、寄せられたレビューは実に6万件以上。

星の数ほどある楽天市場内の店舗の中でも、最も商品を販売している店舗に贈られる「ショップオブザイヤー」の称号もを獲得し、楽天市場内でもVIPクライアント扱いになるほどになっています。

しかし、タマチャンショップは楽天市場など大手通販プラットフォームだけに頼らず、早々から自社ECサイトを確立し、「1つの健康食品会社」として成功しています。

このタマチャンショップさん、元は九州宮崎で椎茸を作っている小さい農家さんでした。

しかもタマチャンショップの店名の前は「自然の都」という名前で運営をしており、その頃は良い商品にも関わらず今ほど商品は売れなかったそう。

ところが、ここにブランディングとデザインを担当する会社が入り、

ロゴマークなどのCIをはじめ、

オンラインサイトのトンマナ(=トーン&マナーのこと)などを全て見直し、

商品写真1つにもこだわりを入れて運営。

利用が多い女性の心に残るようなクリエイティブを全面的に押し出しています。

店名も、
社長のお母様である「タマさん」のお名前を拝借して「タマチャンショップ」と変更。

呼びやすく馴染みのある印象に変えました。

また、ただ単に健康食品を販売する会社ではなく、
「ニッポンのおかあちゃん」というコンセプトを全面に打ち出しすことに。

すでに定評のあった、九州の豊かな自然豊かな土地で育った野菜や果物を中心とした健康食品を、新しいブランディングと共に販売し始めたところ、売上が徐々に増加。

九州と関西、北陸など一部のみですが、通販会社としては珍しく実店舗も構えるほどに成長しています。

タマチャンショップは、

良い商品に加えて
デザイン、
ストーリー性、

など
クリエイティブの力を掛け合わせて大成功したお店の一つです。

なので、このタマチャンショップのランディングページを見て、「ここを意識している」という依頼もこれまで度々受けてきました。

しかし、本当に「意識するため」には1商品のランディングページだけを参考にするだけでは意味がありません。

クライアントとクリエイターが密になって、コンセプトやストーリーなど、一から構築し直す必要があります。

でもそこまで構築するには時間とお金がかかるのも事実。

だからクライアントさんの中には「そこまでやるのは面倒くさい・・・」と思う方もたくさんいらっしゃいます。

デザインや写真の技法だけを参考にするのではなく、

誰を幸せにしたいのか?

自分たちの役割は何なのか?

ここを明確にするところが、本当のブランディングに繋がっていきます。

「デザインの参考」をただ表面だけ参考にしても、あまり意味がないんですね。

成功しているクリエイティブの後ろ側には、いつも「核」の部分を考えるきっかけを与えているクリエイターが存在するということに、改めて気付く今日この頃です。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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