この間、お歳暮のお返しを探している時に、ふと銀座千疋屋さんのサイトが目に留まりました。
この千疋屋さんのオンラインストア、
2017年から比べて
アクセス数が18倍にまで伸びているそう。
伸びた理由は、
自社オンラインストアに
お客様がインスタグラムにアップした写真をふんだんに使っているからです。
これは、
千疋屋の担当者さんが、
インスタグラムの投稿者さんに
連絡して許可を取り掲載して、
さらに
そのインスタ写真をクリックすると
該当商品が購入できる
(一部除外品もあり)
という仕組みになっています。
サイトを作成する側としては
結構な手間ですが、
この掲載方法が功をなして、
千疋屋さんの自社ECストアのアクセス数は
グーンと伸びたそうです。
そして取り込みたかった
若い女性客の心もばっちり掴むことに成功しました。
お客さん:千疋屋のデザートをインスタにUPする
↓
千疋屋さん:「これサイトに掲載してもいいですか?」と連絡する
↓
お客さん:え!千疋屋さんに写真使ってもらえるなんて嬉しい^_^
↓
お客さん:嬉しくなってさらにそのことをSNSで拡散する
という感じで、
お客さまがスマホで撮影した写真を掲載することで、その人自身はさらに千疋屋のファンになり、さらに拡散するという図式が成り立っています。
そして、もう一つのポイントは、
ターゲットにしている若い女性は、
プロが撮影した写真よりも、
私たち素人が撮影した写真と
「イイネ!」の数に反応するということです。
全ての写真が、
ばっちりすぎる美しいものよりも、多くの「イイネ!」が押されている写真の方に、共感を覚えるんですね。
このように、
共感してもらう
ファンになってもらうための発信には、
このようにSNSにアップされているような日常的な要素を入れて、これまで以上にお客様とつながるような仕組み作りが必要なのではないかと思う今日この頃です。
私もデザイン制作で使う写真は、
高品質のフリー素材を選んだり、プロのカメラマンさんに依頼して撮影いただいたものを使用しています。
ですが、「共感軸」で切り取ると
写真のクオリティよりも他に考えることがあると思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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