昨日2021年6月17日に、自宅の近所に「#ワークマン女子」の初路面店ができたとの情報を聞いたので、早速行ってきました。
商品の見せ方や異例の店舗展開、そしてその成功例は、既に各ビジネスメディアでも度々話題になっているワークマン。
私も一昨年の2019年頃から気になっており、度々近所のワークマンにリサーチに行ったりしています^_^(郊外に住んでいるのでワークマンが近所にいっぱいあります^^;)
職人さん御用達のお店「ワークマン」に学ぶ商品の見せ方 同じ商品でも視点を変えればヒット商品になる話 視点を変えれば新しいファンが増えてくる話 4,000億円市場で圧倒的に一人勝ちの「ワークマン」新作ファッションショーが想像の斜め上をいっている話「#ワークマン女子」は、元々職人さんや大工さん、調理師さんなどいわゆる「現場」を職場にしている方々向けの衣類、シューズ、小物などを扱っていた老舗店舗「ワークマン」が母体です。
それが近年はSNS上で「低価格などに高機能」な衣類がなどが話題になり、現場担当者さん以外の一般客も来店するように。
そこに加えて、近年のカジュアルファッション、アウトドアブームが重なり、遂には女性も来店しやすい店舗「#ワークマン女子」という新しいコンセプトの店舗が登場しました。
カコクな365日を、ステキに変える。
雨の通勤通学、家でも意外と気になる紫外線、両手がふさがる子どもの抱っこ、水作業や庭での泥汚れ・・・。
女性の365日(にちじょう)は忙しく、あらゆるストレスにあふれています。
日常のストレスから女性たちを解放し、生活の可能性を広げたい。
コンセプトは「カコクな365日を、ステキに変える。」
ワークマンの機能があれば、ストレスを我慢せずに過ごせる。気持ちに余裕が生まれ、毎日がステキになる。
これまで職人の過酷な環境を支えてきた機能で、女性の365日に寄り添い、応援していきたいと思います。
↑これが「#ワークマン女子」のコンセプトです。
さてさて、
昨日6月17日にオープンした「#ワークマン女子 南柏店」は初の路面店。
「女子」というか、
ファミリー層、
特に子育て中の女性をターゲットに
している店舗作りになっています。
↑こちらは、“わくこちゃん”という「#ワークマン女子」のキャラクター。
店内の至るところにこの“わくこちゃん”がいます。
例えばフィッティング用の鏡↓
試着した姿を鏡に写して、そのままスマホで撮影しSNSにアップできるような仕掛けがたくさんあります。
ちなみに、
1店舗に来店した3〜4%のお客様がSNSに写真をアップすると、そのお店は「バズる」店舗になるんだとか。
そして試着室の中にも・・・
このようにマグネットで遊べるわくこちゃんがいます。
ちなみにこの試着室は「ママ楽フィッティングルーム」と名付けられており、お母さんが試着中に小さいお子さんが退屈しないように遊べる仕掛けになっているんですね。
いろんな量販店の試着室を見てきたけれど、こんな試着室はあまり見たことがないかも。
さて、「女子」という店名がついていますが、
店内は、
レディース商品4割、
ユニセックス商品2割、
メンズ商品4割
の構成で、男性もお買い物できる品揃え。
私が入店した時も、男性一人客の人、中には職人さん風の方もちらほら見えました。
私は子育てやアウトドアを楽しむ環境にいないのですが^^;)ぐるりとお店を見て周ります。
ウェアの他にも、アウトドアグッズも豊富。保冷剤機能付きのポッドや飯盒(メスティン)、カトラリーなども揃っています。
ワークマンの商品説明POPは、とにかく機能をしっかり謳っているので、
これはどういう商品で
どういう時に役立つ
ということが一眼ではっきりとわかります。
POPの書き方は全て統一されていて、
・商品の特徴
・用途
・サイズ展開
・機能
・価格
が明確に記載されています。
レディース商品は
手書きフォントで、
それ以外のユニセックス・メンズ商品は
細めのゴシック体で書かれているようです。
店内には巨大なデジタルサイネージのスクリーンもありますが、そこでも「商品の機能」を映し出しています。
ここまで機能をちゃんと記載していると、他店舗で見かけるような商品でも「へえー。これはそんな風に使えるのか・・・」と思えてきます。
私が以前に量販店の仕事をしていた時は、PB(プライベートブランド)の名前を大きく出せ!と言われ続けてきましたが、はっきり言うと、そこらへんの(失礼)量販店のPBの名前なんて買う側にとってはどーでもいいことで、機能がわかる方が重要ですよね。
あくまでも
普段使い
アウトドア
に特化した商品
を扱っている「#ワークマン女子」。
しかし、私自身のカジュアルウェアは間に合っているので、今日はまさに「現場」で働く調理師の夫用に、仕事用のズボンと靴下、エプロンを購入し、店舗を後にしました。
今後、どんどん出店を予定している「#ワークマン女子」。
今年2021年12月は、板橋に「ワークマンPro」という、完全職人さんターゲットの店舗も展開するなど、既存のカジュアルウェア店舗のライバル店としてめきめきと頭角を表しています。
個人的には「女子」というワードはあまり好きではないのですが^^;)
そのコンセプトや品揃えを見ると、(女子と呼ばれる年代かという疑問はともかく)女性が気軽に手にできる機能的なウェアがたくさんあったのは印象的ではあります。
ただ、
「女子」は飽きやすい生き物
でもあります^^;)
これからのワークマンがどのような店舗展開をしていくのか、これからも引き続き注目したいと思っています。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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